- Dec 25, 2019
クリスマスの夢をいつまでも
今日はクリスマス。無事サンタさんからのプレゼントは届いたでしょうか? 先日のりんごの花保育園のクリスマス会の時に、子ども達から、サンタさんに、「なんで1日で、世界中の子ども達にプレゼントを配れるんですか?」という質問がありました。 なるほど・・・と思う質問でしたが、「優秀なトナカイがいてくれるからだよ」とサンタさんが教えてくれました。クリスマスには、そんな魔法のようなお話がピッタリですね。 りんごの花保育園のクリスマスでは、英語の先生がサンタさんになってくれたのですが(子ども達にはヒミツです)、「英語の先生がサンタさんになってる!」と言いながらも、子ども達は半信半疑のようでした。 クリスマス会では最後まで、「本物のサンタさんだよ」と言い続け、子ども達の想像の世界を大切にしました。・・・と言うものの、私にはクリスマスにまつわる苦い思い出があります。 今はすっかり大きくなった息子が、小学校2年生くらいの頃だったと思います。もういいかなと思った私は、クリスマスの日に、「サンタさんじゃなくてママがプレゼントを買ったんだよ」と言って息子にプレゼントを渡しま
- Dec 24, 2019
クリスマス・イヴ
今日はクリスマス・イヴなので、朝からワクワクしている子どもたち。夕方のお迎えの時のお母さん方も、嬉しそうに、いつもよりそそくさと準備を済ませて帰って行かれました。 子ども達に、「サンタさんに何をお願いしたの?」と訊ねると、「自転車」「お姫様のお洋服」「トミカ」様々な答えが返って来ました。 「今日は早く寝なくちゃいけないんだよ」と、プレゼントが待ちきれないようです。きっと今頃はみんな夢の中でしょう。 そんな中、はな組担任のW先生が、昨日私がブログで書いたことを後押ししてくれるようなお話をしてくれました。 1歳児のMちゃんに、「サンタさん、どこから来るのかな?」と聞くと、空を指差して、「う、うっ!」と教えてくれたそうです。そんな明確な返事が返って来るとは思わなかったのでしょう。続けて「Mちゃんはサンタさんに何をお願いしたの?」と訊ねると、両手を口の前で開いたり閉じたりしながら、「あむあむ」「え?お菓子をプレゼントしてもらいたいの?」と訊ねると、「うん、うん」と深くうなずいてくれたそうです。 W先生は、1歳児のMちゃんがこんなにしっかり言葉を理解してい
- Dec 23, 2019
非言語的コミュニケーション
今日は、担任の先生が体調不良で早退したので、0.1歳児のお昼寝とおやつの時間に保育室に入りました。言葉を話せない子ども達が、表情、態度、仕草、声のトーン、目の動きなど言葉以外の表現方法で、自分の思いを伝え、私の仕事を助けてくれました。 お昼寝の後、目覚めるとしばらく周りを見回しているのですが、「うん、うん」と声を出して「起きたよ。」と伝えてくれます。「目が覚めたんだね。トイレに行こうか?」と言うと、布団を被ってしまいます。「まだ起きたばかりだから行きたくないよ」という意思表示です。 少し時間が経つと、棚に玩具を打ちつけて音を立てて、「私を見て」という合図。「おしっこ行く?」と聞くと、玩具を置いて、トイレを指差して、自分でトイレに行ってくれました(もちろん、隣のクラスの先生がお世話をしてくれます)。 手を洗う時も、おやつを食べる時も、「このタオルで手を拭いていい?」「もっとおやつちょうだい」「もうおやつはいらない」と、仕草や表情、態度、目の動きなどで伝えてくれます。 生まれてから1.2年で、こんなに大人の言葉を理解して、自分の気持ちを伝えようとして
- Dec 22, 2019
楽園
今年もあと少しですが、あまり寒くないので、師走らしくないですね。元号が変わるという大きな転換期を迎えた年はもうすぐ終わろうとしています。 入園当初、泣きながら、お母さんに抱っこされて登園していた3歳児のA ちゃんは、随分前から歩いて登園し、お母さんとのお別れもスムーズになりました。 お母さんから離れると、待ち構えていたお友達がそばにやって来て、『A ちゃん、遊ぼう」と手を引っ張って遊びに誘っています。 A ちゃんには、仲良しのお友達ができたのでお母さんがいなくても平気になりました。お友達や大好きな先生がいるから、保育園が楽しい場所になったのでしょう。 そんなAちゃんのお母さんが、「お兄ちゃんやお姉ちゃんは保育園に行くのを嫌がっていたのに、Aちゃんは保育園は楽しいって言うんですよ。」と言われたことがありました。それは保育園にとって、(私にとっても!)最高の褒め言葉です。 幼児教育の父と言われるドイツの教育学者フレーベルは、遊びの大切さと共に、『幼稚園は、こどもの楽園なり』と言いました。保育園もこどもにとって、楽しい、幸せを感じる場にならなくてはと思


- Dec 21, 2019
パワー
12月の土曜日。朝から元気いっぱい園庭を走り回る子ども達を見ながら、『子どもは風の子』を実感。ほとんどの子が長袖のTシャツに園指定のグレーのトレーナーだけ。ジャンパーも着ていません。裸足の子もいます。それに比べ私は・・・。寒さが堪えます。子どもはどうして寒くないのでしょう?次々に作られる細胞にパワーが漲っているかのようです。羨ましい限りです。 午前中思いきり身体を動かした子ども達は、「まだ遊びたい」と言いながら給食を食べるために渋々お片付けをしました。たくさん体を動かしてお腹をすかせた子ども達は、おかわりをたくさんして、さらにパワーアップ。 事務室で仕事をしていると、4歳児のRちゃんが、きれいに整ったひらがなの字を見せに来てくれました。パソコンが普及し、字を書くことがあまり必要でないような気がしていますが、そんなことはないですね。生活する中でやっぱり字を書く機会があり、字が上手なのは一生の財産になります。私も小さい頃習字教室などに通っていたのですが、あまり効果はありませんでした。字はバランスが大事なので、それぞれが持っている感覚が影響しますね。R