『慣らし保育』

 娘からTwitterで、『慣らし保育』が話題になっていると聞きました。昨日から『慣らし保育』が始まった人がたくさんいるからのようです。Twitterの内容はわからないのですが、今まで保育園に関心が寄せられることはあまりなかったので、何かと保育園のことが話題になるのは嬉しいです。


 保育園に初めてお子さんを預ける方は、『慣らし保育』をどのように受け止められているのでしょうか?りんごの花保育園でも『慣らし保育』はありますが、『慣れ保育』と呼んでいます。何が違うのか・・・『慣らす』という言葉に、子どもを軽んじているような意味合いを感じるからです。子どもは保育者や保育園に慣らされるのではなく、子ども自身が新しい環境に慣れていくのです。


 なので、りんごの花保育園では『慣れ保育』と呼んでいるのですが、『慣れ』もあまりよい言葉ではないので、もっとぴったりな言葉はないのか探すのですが、いまだに見つかりません。


 慣れ保育が必要なのかと思われる方もいらっしゃるでしょう。短い時間でも泣くのだから、長時間泣かせて慣らした(!)方がいいと思う人もいるかもしれません。少し前のブログに書いたのですが、慣らし保育をしない保育園もあるそうです。一日中泣いているのかな?おやつもごはんも食べず、眠ることもできないで大丈夫かな?と心配になります。


 私が保育園に勤め始めた頃(30年以上前)から慣らし保育はありました。幼稚園も小学校に入学したての子ども達も、最初は短い時間からスタートしますね。小さいほど、徐々に慣れていく時間が必要だと思うのですが、保育園に送っていったかと思うとすぐにお迎えに行かなくてはいけない日々が続くのは、保護者の方にとっては負担ですよね。


 慣らし保育をしてもしなくても、長い目で見ると変わりはないと思います。慣らし保育をしたから、その後全てがスムーズにいくなんてことも、もちろんありません。でも、一日中食べられない、寝られないまま泣き続けて、保護者の方が仕事に復帰した途端、病気になってお休みしなくてはいけなくなることはよくあります。


 もっと親子でゆっくり新しい環境に慣れていけるような社会的な環境や承認が得られるといいですね。保護者の方が仕事に復帰するために、『慣れ保育』が当然の権利になるといいと思います。社会はみんなの声で変えられます。もうすぐきっと・・・。


 

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