おじいちゃん、おばあちゃんとの交流
りんごの花保育園では、開園からずっと近くのグループホームさんを毎月1回訪問していたのですが、保護者の方に紹介していただいて、少し遠いところにあるデイサービスさんとも交流できることになりました。子ども達が歩くと、30分くらいかかりそうですが、もうすぐ小学校に入学するので、いい機会になります。5歳児担任のM先生が「遠いけど大丈夫?」と訊くと、「もっと遠いところまで歩いているから大丈夫!」と頼もしい返事が返ってきたそうです。
今日は午後からM先生と一緒に、デイサービスさんに事前の打ち合わせに行きました。閑静な住宅街にあるモダンでオシャレな外観の建物に、「子どもたちの声が響いても大丈夫かな?」と一瞬心配になりましたが、周りをよく見ることができる子どもたちなので、きっとおじいちゃん、おばあちゃんと楽しい時間が過ごせると思います。
おじいちゃん、おばあちゃんたちが8人くらいいらっしゃったのですが、毎日お出かけをされているそうなので、わらべ歌遊びや体操など一緒にできるかもしれません。「紙ヒコーキを作って競争してもいいですね」「お手玉遊びをしたり、一緒になにかを作ってもいいですね」と、施設の方と話が盛り上がりました。
コロナのために、ほとんどの高齢者施設では外部の方との交流を断っていたという話も聞いています。家族の方にも会えないなんて、切ないです。近くのグループホームさんは、そんな大変な時期でも手紙やプレゼントを受け取ってくれました。これからはもっと近い距離で会えるようになるかもしれません。
もうすぐ敬老の日。子ども達のおじいちゃん、おばあちゃんはまだまだ働き盛りの方もいらっしゃって、「敬老の日」が嬉しいかどうかわかりませんが、今年もお手紙を送ろうと準備しているところです。
私にも孫ができて、孫が通っている園に遊びに行けたらいいなという思いで『グランパ・グランマの日』を作ったのですが、コロナのために3年間りんごの花保育園に来てもらうことができませんでした。来年こそは、子どもたちのおじいちゃん、おばあちゃんに来てもらって、子どもたちが成長している場を見てもらいたいと思います。