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おはなしかい

 今年度最初の『みーちゃんのおはなしかい』でした。未満児(0・1・2歳児)と以上児(3・4・5歳児)の2つのグループに分けて、長年お話会のボランティア活動をされているお二人の先生に来ていただき、絵本を読んでもらったり、言葉だけでお話を聞くストリーテリングなどを聞かせてもらっています。


 未満児クラスも以上児クラスもそれぞれ3学年の差があるので、お話や絵本を選ぶのも大変だと思います。毎月、季節の話や歳時記を取り入れてくださるので、私たちも楽しみにしています。今日は『くわずにょうぼう』という絵本に出てくる魔除け(菖蒲とヨモギの葉を束ねたもの)で、子ども達を鬼から守るおまじないをしてくれました。


 こどもの日に話していた菖蒲の葉に込められた願いを覚えている子もいて、菖蒲の葉がさらに印象に残ったようです。お節句に菖蒲湯に入った子もいて、保育園で歳時記を取り入れるのはとても大事だと思いました。核家族世帯が多くなり、語り継がれる機会も減っているので、保育園では大事に伝えたいと思います。


 以上児クラスは、今年度も『世界で一番きれいな声』のストリーテリングを楽しみました。繰り返し同じフレーズが出てくるので、次の展開を期待して子どもたちの集中力が高まり、みんなで同じ場面で大笑いする雰囲気がとてもよかったです。


 その後『くわずにょうぼう』の絵本が始まったのですが、一人、二人と隣の保育室に行き、3歳児が2人、4歳児が5人、5歳児が1人そのお話を聞くことができませんでした。最後のペープサートは視覚で理解することができるので、隣に行っていた子ども達もみんな戻って来て話を聞くことができました。


 理解の差が大きいので、理解できない話を聞くよう強制すれば、せっかくの楽しいお話会が、子どもにとっては苦痛の時間になってしまいます。反対にお話に集中している子どもたちは、隣の部屋で動いたり声が聞こえると気になってしまうので、今後はルールを決めてみんながお話会を楽しめるようにしたいと思います。

 
 
 

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