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おゆずりかい

 保護者会役員さんが、『おゆずりかい』を開いてくださいました。家庭で不要になった服や靴などを園に持って来てもらい、必要な方が自由に持って帰っていいという仕組みです。先生たちの手を煩わせないようにと、表示やポスターを作って、廊下に並べて下さいました。


 早速、お迎えの保護者の方が見られたり、持ち帰られたり、自宅にあるものを持って来てくださったりして、廊下が賑やかになりました。保育園のリュックや制服も集まりそうなので、助かるのではと思います。


 社会でも、リデュース(無駄なゴミを減らすこと)、リュース(一度使ったものをゴミにしないで何度も使うこと)、リサイクル(使い終わったものを資源に戻して製品を作ること)の3Rが浸透しつつあります。サスティナブル(持続可能)な社会の実現のための取り組みも様々な場で進んでいますね。


 子ども達により良い環境を残すために、私達にできることを行わなくてはと思います。リデュースの一つとして、スーパーの袋なども有料になりました。最初は違和感がありましたが、マイバッグを持ち歩くことが習慣づくと、なんの問題もありません。スーパーの袋などのポリエステルが海に流れ、海の生物がそれを飲み込んで死んでしまうことを知ったら、ポリエステルのゴミを削減するためにマイバッグを持ち歩くのは当然です。


 使い捨て文化が身についてしまっていますが、一人一人が意識を変えると、環境への悪影響をきっと減らすことができるでしょう。


 子どもはすぐに大きくなるうえに、子ども服はかわいいのでついつい買い過ぎてしまい、気づいたら、ほとんど着ないままサイズアウトしてしまうこともありますね。あまり着ていない服を誰かが喜んで着てくれる『おゆずりかい』を企画してくれた保護者会役員さんはさすがです。大人の姿を見て、子どもは育っていきます。モノを大事にする姿を見せたいですね。


 保護者会より、以上児クラスには厚くて大きな図鑑、未満児クラスには小さくて持ちやすい図鑑を寄贈して頂きました。子ども達は図鑑が大好きで、いつも見ているのでボロボロになってしまったからですね。お心遣いが本当に嬉しいです。ありがとうございました。

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