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きょうだい

 娘に3人目の子どもが生まれて1か月半。2人の子育てしかしていないので、どうなることかと思っていたのですが、意外にも何とかなっているのでほっとしています。児童発達支援事業の準備でほとんど手伝うことができなくて申し訳ないと思っていたのですが・・・。


 子どもが3人いると、子育ては3倍大変になるわけではないのですね。1番上のお姉ちゃんが赤ちゃんを割と上手に抱っこして、母親を助けています。まだ首が座っていないので、ドキドキしてしまいますが、泣いているとさっと抱き上げ、ミルクも上手に飲ましています。昔々、7歳の子が乳飲み子を育てていたという話を聞いたことがありますが、本当にできるんだなと納得しました。


 2番目の子は、そんなお姉ちゃんを見てライバル心を燃やし、対等に赤ちゃんの世話をしようとするので、さらにハラハラすることも多いですが、微笑ましくもあります。こうして子ども同士、協力したり、喧嘩したりしながら、人として必要な力を身につけていくのでしょう。経済的なことを除けば、子どもはたくさんいた方が子どものためにはいいのでしょうね。


 3人目の赤ちゃんは、2人のきょうだいが喧嘩したり、大きな声で笑ったりする中ですくすく眠っています。「静かにして!」と言っても無理なので、うるさいのが日常で、その中で普通に眠っています。1番目の子が、神経質な性格になりやすいのはうなずけます。


 地域社会が成立しない時代、異年齢の子ども達と関わる機会がほとんどなくなりました。目には見えませんが、それで育たなくなっている力はとても大きく、それに気づかされるのは大人になってからかもしれません。


 子どもを育てるのは大変ですが、それだけ親もたくさんの経験をさせてもらえるということです。私にも3人の子どもがいたら人生はどう変わっていたのかな?想像もできませんが、娘の子育てを見ながら、経済的な問題がなければ子どもは多い方がいいと思えるようになりました。

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