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こども誰でも通園制度の行末

 今朝、NHKの報道番組の中で「こども誰でも通園制度」が取り上げられていました。理由にかかわらず、子どもを預けたい人が1週間に2日程度定期的に預けることができるという今までの子育て支援制度から大きくステップアップした取り組みです。


 この制度を利用したい人は全国にたくさんいらっしゃると思います。番組の中で、モデル事業を始めた東京の区では予約受付開始から10分で予想を遥かに上回る175件(数を間違えていたらすみません)の予約が入り、受付をストップしたそうです。担当者の方が、こんなに希望が多いとは・・・とインタビューに答えていましたが、どれだけ子育てのことをわかっていないんだろうと呆れてしまいました。こんな便利な制度が始まれば、みんな利用したいと思うはずです。予約しよう、そしたら○○しようと期待を大きくしていた保護者の方々は落胆されたことでしょう。


 新しい制度を始めるときにどうして当事者や現場の意見を聞いてくれないのでしょうか?番組に出ていた保育士の方が、現場は人手不足で大変な状況なのに、誰でも受け入れる余裕なんてないと話していましたが、その通りだと思います。


 余裕がある施設だけ受け入れればいいということになれば、誰もが利用できるわけではなくなるので、制度の意味が変わり、不公平感が募るのではないでしょうか?


 今回の「こども誰でも通園制度」は、保育園関係者からも驚きを持って受け止められています。突然現れた制度のような印象です。ニーズ調査、供給量など、前もって把握したのでしょうか?全国で8月から来年の3月までモデル事業が実施され、その中で課題や問題点などが明らかにされるそうですが・・・。


 異次元の子育て支援の目玉にはなるでしょうが、制度を施行するための準備がまだ整っていないように思います。誰でも安心していつでも預けられるだけでなく、子どもたちも保護者の方も幸せになれる制度になることを願います。

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