こども食堂
- 智子 大瀧
- Jan 23
- 2 min read
昨日、福岡市の園長会で『こども食堂』の実践発表を聞きました。知り合いの園長先生が発表されたのですが、私も開園当初『こども食堂』をしたいと思っていたので、興味深く聞かせて頂きました。
その園では月に1回『こども食堂』を実施していて、親子で利用される方がほとんどだそうです。メニューは毎回カレーだそうですが、食材や食材の切り方を工夫されているそうです。とても好評で、遠くから車で来られる方もいらっしゃって、子育てで孤立してある親子はとても楽しみに参加されているようです。
私たちはいつも子ども集団のなかにいるので、そのかわいさやおもしろさ・・・、でも時々怒ったり、どうしようもない時があることを知っていますが、自分の子どもしか見たことがないお母さんたちにとっては、成長の過程で現れる自己主張や駄々こねにどう対応していいかわからなくて困ってあるのかもしれません。保育園に来て、他の子どもたちの様子を見たら、「どの子も同じ」と思って安心されるでしょう。
毎回20組から30組の親子が来られるので、人手もたくさん必要なようです。給食室もいつもより30食も多く作らなくてはいけないので、かなりの負担になると話されていました。人手と場所と経費・・・かなりハードルが高いです。実践園は広くて立派な駐車場があるので、来られる方も安心でしょうが、りんごの花保育園には駐車場に人手に場所・・・足りないものだらけです。
地域の方の憩いの場になれるといいなと思っていますが、今はその時ではないようです。今は開所したばかりの児童発達支援事業所の運営が安定するよう力を尽くさなければと思います。でも、素晴らしい実践発表でした。いろいろな保育園で『こども食堂』を実践されると、もっと開かれた子育てができるでしょうね。保育園の存在価値を改めて感じました。
Recent Posts
See All先日のブログに、小学校に入学する前に発達障がいのお子さんを適切な支援に繋げるために、国は5歳児検診を後押ししていることを書きました。5歳児検診の実施率は全国で13%なので、ほとんどの市町村は未実施の状況です。1歳半、3歳児検診と同じように義務化して、みんなが5歳児検診を受診...
児童発達支援事業所を開所して7ヶ月。4月から、言語聴覚士、理学療法士の専門職2名が入職し、療育の質がさらに高まりました。児童発達支援管理責任者のO先生は、経験も豊富で、たくさんの業務をこなしながら、核となってみんなをリードしてくれます。...
昨日、初夏のような気候の中、りんご3組(5歳児)は午後から室見川に散歩に行きました。本当は先週行くはずだったのですが、殺人事件かも(?)という報道に、散歩を諦めたので、期待いっぱいに意気揚々と出かけて行きました(殺人事件ではありませんでした)。...
Comments