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さぽ~と保育

 昨日、福岡市のさぽ~と保育担当の方が巡回訪問に来られました。さぽ~と保育は、配慮が必要なお子さんに加配の保育士を配置することができる制度です。りんごの花保育園でも、何人かのお子さんがさぽ~と保育を利用しています。そのさぽ~と保育が機能しているか、書類が整備されているか1年に1回チェックをするための巡回訪問です。


 保育室の子どもたちの姿を見られた後、書類の確認をされたのですが、「先生たちのかかわりが温かくてとてもよかったです。」と何度も褒めていただきました。「配慮が必要なお子さんだけでなく、全ての子どもたちにとって居心地がよい環境や遊具があるのがいいなと思いました」とも言われました。


 巡回訪問で来られた担当者の方は、先日研修会で司会をされていた方だったようで、「あの時、先生に質問してもらったことが本当に嬉しかったです」と言われて、その時のことを思い出しました。その研修会の少し前に、さぽ~とが必要ではないかと思っていたAくんのお母さんがさぽ~と保育を申し込まれたのですが、そのことをいろいろ思い悩んでいました。


 保護者の方にとっては、さぽ~と保育を申し込むように保育園から言われるのはとてもいやだと思います。自分の子どもがそんなふうに思われていると思うと悲しいと思います。さぽ~と保育が必要だとラベルを貼られるような気持ちもするでしょう。


 それでもその子のために必要だと思い、保護者の方にお話をして申請を出してもらったものの、ずっと気になっていました。研修会で講師の先生に、日ごろのAくんの様子を伝えて、「保護者の方にさぽ~と保育を申請されるよう勧めたのですが、保護者の方の気持ちを考えるとそれで良かったのか悩みます」と言うと、「さぽ~と保育を受けたからと言って、マイナスなことは何もありません。Aくんのためにも、周りの子どもたちのためにもさぽ~と保育を受けることで良いことがたくさんあります」と答えてくださったので、とてもホッとしました。


 私がその質問をしたことを福岡市の担当者の方が覚えていてくださって、その質問がとても嬉しかったと言われました。どの保育園も保護者の方にさぽ~と保育を勧めるのはとても気が重いことだと思います。それでも、加配の保育士がその子の一番の味方になり、周りの子どもの理解を助けることで、配慮が必要な子が居心地よく楽しく自分らしく過ごせるようになると思います。そう改めて思うことができました。


 先生たちも、「Aくんは、加配の先生がつくと、すごく伸びる子だと思います」と言ってくれて、その言葉でもホッとしました。さぽ~と保育がたくさんの方に広まって、どの子も持っている力を最大限生かせるようになることを願います。


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