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さぽ~と保育

 福岡市には「さぽ~と保育」という補助金事業があって、発達に遅れや偏りがあるお子さんが検査を受け、支援が必要だと認定されると、保育園に人件費の補助が出ます。発達の遅れ等によって支援区分は3つに分けられ、支援1だとお子さん3人に保育士1人、支援2はお子さん2人に保育士1人、支援3はお子さん1人に対して保育士1人の補助があります。


 りんごの花保育園にも何人かさぽ~と保育の支援1を受けているお子さんがいるのですが、発達の遅れや偏りはそれぞれ違うので、1人で3人の保育をするのは難しいと感じます。トラブルが起こるのは場面が変わる時間が多いので、1人で3人のお子さんの行動を把握することはできません。目が届かずに、ひっかき傷などをつくってしまうこともあります。


 先日、さぽ~と保育を受けているAくんのお母さんから「『Aが保育園に行きたくない。怒られるし、我慢しなくちゃいけないことがたくさんあるからいやだ』と言っていた」というお話を聞いてちょっとショックを受けました。


 手が出ることがあるAくんに対して、制止をしたり、叱ったりすることが多いのは事実です。私たちはAくんは自分の思うとおりに行動していると思っていたのですが、Aくんはたくさん我慢をしていたのです。


 発達の偏りがあるお子さんの中には、感覚過敏があって、音や目からの刺激が過度に入り、とても疲れてしまうことがあるそうです。Aくんも時々、耳をふさぐことがあるので、たくさんの子ども達の声が辛いのでしょう。


 支援が必要なお子さんが、長時間集団の中にいるのはストレスフルだと思います。りんごの花保育園にはホッとできる余剰の部屋がありません。Aくんや支援が必要なお子さんがリラックスできる環境を準備できればいいのですが・・・。インクルーシブ教育が進められていますが、みんなが一緒に過ごせばいいわけではなく、一人一人のお子さんのニーズに合った環境が必要だと思います。


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