それぞれの運動会
小学校2年生の孫が通う小学校の取り組みは、ちょっとおもしろくて参考になります。今週の土曜日が運動会なのですが、2日前の金曜日に初めて運動会の練習をしたそうです。「全然練習しなくて大丈夫なの?」と訊くと「ヤバいよね~。大丈夫かな?」という返事。運動会前10日で、本当に1回しか練習していないようです。
「ダンスは何を踊るの?」「〇〇音頭って」「踊れるの?」「初めて踊ったからよくわからない。ヤバいよね~」と今どきの小学生らしい言葉で表現するので笑ってしまいました。この1週間でどんな練習をするのかちょっと興味深いです。
りんごの花保育園の運動会は再来週ですが、9月から暑い中、がんばって練習していて、時々2階から元気な声が聞こえてきます。園庭での跳び箱、鉄棒の練習にも力が入ってきて、だんだん力がついていることを感じます。
今のところ、練習が嫌という子もいないのですが、それは先生たちが上手に遊びと運動会の練習のバランスを取っているからだと思います。主体的に取り組んで力がつけばそれが一番です。運動が苦手な子がいて当たり前なので、苦手でも友達の姿に影響されてその気になってくれれば、集団保育の意味があります。
運動会は、これまでの活動でつけた力を保護者の方に見てもらい、「頑張ったね」と認めてもらい、自信をつける場にしたいと思っています。だからこそ一人一人の子ども達が無理をせず、他の子と比べたりせず、できた自分を感じてくれるといいなと思います。
運動会も時代と共に変わって来ています。今の子ども達に合わせた方法で、それぞれの場で考えて実施すればいいということを孫の小学校から教えてもらいました。
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