とびきり嬉しい話
今日は2月生まれの誕生会でした。担当のY先生が、様々なオルゴールを紹介してくれました。何日か前、「オルゴールを持っていたら、子ども達に紹介したいので貸してください」とLINEがありました。
オルゴールとはすっかり遠ざかっていたのですが、他の先生がそれぞれ素敵なオルゴールを持っていることに感心しました。子ども達は、オルゴールの音色に耳を澄まし、他の子が喋ると、「しーっ、静かにして!」と真剣に怒っていました。オルゴールの音色に引きつけられたのでしょうね。綺麗なもの、美しいものはちゃんとわかるのが子どもです。
その後、いつものように誕生児の子どもたちの紹介や先生たちの楽しい劇があったようですが、一時保育で来ているGくんに、「お外に行きたい。お外に行ってダンゴムシを見つける」と何度も言われたので、一緒に園庭に行きました。
一時保育3日目のGくんは、お母さんと離れる時に大泣きしますが、すぐに泣き止んで、「あれで遊びたい」と玩具を指さして遊んでくれます。園庭で花びらをちぎったり、小さな虫を見つけると、話しかけてとてもかわいいです。同じ2歳児のYくんとHくんと気が合うようで、長い間追いかけっこをしていました。帰る頃にはジャンバーもズボンも真っ白になっていたので、お母さんがびっくりされたと思います。2歳児(もう3歳です)は、本当にお友達が欲しい年齢なんですね。
夕方、とびきり嬉しいお話を聞きました。お迎えに来られた4歳児のYちゃんのお母さんが、園の近くにあるじょうもんさん市場に行ったとき、Yちゃんが見知らぬおばあちゃんに、「こんにちは。わたしのなまえは〇〇です。」と大きな声で挨拶をしたそうです。すると、おばあちゃんが、「りんごの花の子どもでしょ?あそこの子は、ちゃんと挨拶をするよう教えてもらっているからね。」と言われたそうです。
Yちゃんは特別に挨拶が上手な子だと思いますが、そのお話を聞いて本当に嬉しかったです。じょうもんさん市場には時々買い物に行くのですが、2歳児の子どもたちも、道ですれ違う人たちに、私たちより先に「こんにちは!」と大きな声で挨拶しています。教えたわけでもなく、自分たちから進んでするのが素敵です。地域の方から、そんな風に褒めてもらうのはとても嬉しいです。ちゃんと見ていてくれる人がいるんですね。
おばあちゃんと別れるときも、「さようなら。気をつけて帰ってね」と声を掛けていたことを聞いて、やっぱりYちゃんだなと思いました。そんな話を聞かせてくれたYちゃんのお母さんにも感謝です。
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