ひなまつり
今日はひなまつり。今年は生活発表会を早く終えたので、例年よりおひなさまを飾っている期間が長いせいか、子どもたちはすっかりおひなさまと仲良くなったようです。十二単衣のおひなさまをきれい、かわいいと思うのは大人の感覚のようで、白い顔や切れ長の目を怖がる子も多いのですが、毎日何度も通る廊下に飾っているので、話しかけたりして、仲良くなれたようです。
おひなさまを飾っている場所が狭いので、3クラスに分かれておひな祭りの会を行いました。Y先生が、ひなまつりの絵本を読みながら、口笛でウグイスの鳴き声を真似してくれました。事務室で白酒の用意をしていて、ウグイスの効果音が流れていると思い込んでいたのですが、Y先生の生演奏でした。
歌も口笛もとても上手なので、子ども達はすっかりひなまつりの世界に入ったようでした。三人官女の真ん中の女の人は、眉毛がなくて、歯を黒く塗っていることをご存じでしたか?年齢が高く、他の二人の女の人のお目付け役なのかもしれません。お内裏様とおひな様の食事の世話以外に教育係も担っているそうです。そんなお話も静かに聞いていた子ども達でした。
ひなまつりのお祝いに、みんなで白酒を飲みました。「白酒ですよ」と言って渡すと、飲もうとしなかったのですが、誰かが「カルピスだ」と言うと、みんな一斉に飲み始め、「おかわり」と言う子もいました。おひなさまの前で、みんなで飲む白酒は格別だったようです。
一つ一つの行事が終わっていきます。明日は年長組の子ども達と保護者の方と一緒に、福岡市動植物園に『お別れ遠足』に行きます。最後の遠足です。いろんな楽しい時間を過ごしながら、年長組の子ども達を見ていると、別れの時が近づいていることを感じ、切なくなってきます。時間を戻すことはできないので、明日はおもいきり楽しみます。
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