ひなまつり
1階に7段飾りのひな段を飾ったので、みんな興味津々にお雛様を見ています。全年齢が頻繁に行き来する場所に飾ってあるのですが、不思議なことに誰も触りません。触っているのかもしれませんが、先生たちが注意する声も聞こえません。あんまりお雛様がかわいいので、みんなそっと見守ってくれているのでしょう。
今日は、おひなさまの前に赤い毛氈を敷いてひな祭りの会が開かれました。スペースが狭いのと、音楽教室もあったので、クラスごとに開いてくれました。年齢に合わせて、おひなさまの絵本を見たり、ひなまつりの歌を歌ったり、ひな壇の説明をしたり、クイズなどをして穏やかに会が進みました。日頃とても賑やかな子ども達も、おひなさまの前ではお澄まししていたようです。ひなあられと白酒に見立てたカルピスも大好評でした。
ひなまつりは素敵な行事ですね。煌びやかな中にも凛とした慎ましさがある雛飾りを目の前にすると、背中がピンと伸びるような気がします。子ども達にとっても特別な行事で、毎年楽しみにしています。
夕方、今日のひなまつり担当のY先生の後をついてきた4歳児のHちゃんが、「H、ひなまつりが気に入った~」としみじみと話していました。その言い方が可愛かったのと、そう話すHちゃんの手に握られたおひなさまの絵を見て、ひな祭りの会でHちゃんの心が揺り動かされたことを感じました。
その後、お迎えに来られたAくんのお母さんがおひな様の前で写真を撮りながらAくんとゆっくり座ってお話をされていました。外国人のAくんも「おひなさまはいいな」って思ってくれたんでしょうね。ひなまつりはやっぱり特別ステキな行事です。
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