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インタビュー

 昨日の夕方、卒園児で小学校3年生のYくんが保育園に来てくれました。私にインタビューしたいと電話で言われて、ドキドキ・ワクワクして待っていました。久しぶりに会ったYくんは身長がぐ~んと伸びて、かっこいいお兄さんになっていました。仕事をしている人にインタビューをする宿題が出たそうで、そんなところで私のことを思い出してくれたのは名誉なことです。どんな質問をされるんだろうと内心ドキドキでした。


 「保育園の園長先生はどんな仕事をしているのですか?」「子ども達が安全に楽しく過ごせるように環境(この言葉は難しいかな?と思いつつ)を考えるのが園長の仕事です」と答えました。不十分ですね・・・。


 「この仕事をして楽しいこと、嬉しいことはなんですか?」「Yくんのように卒園したお友達が大きくなった姿を見せに来てくれることです」


 「この仕事をしていて嫌だな、やめたいなと思うことはなんですか?」「保育園の子ども達が怪我をした時です」と迷わずに答えました。実はYくんも遊具から落ちて手を骨折したことがあります。あの時もとても辛かったです。


 「この仕事をもっとよくしようと工夫していることはなんですか?」「もっと良い保育園になるよう勉強していることです。」「他には?」「先生たちと勉強会をして、いろいろ話し合ったり、アイデアを出し合ったりしています」


 だんだん質問が難しくなってきました。ここまではお母さんと相談をしてメモをした質問でした。Yくんのお母さんが「他にはないの?」とYくんに尋ねると「保育園の状況はどうですか?」「・・・・」しばし無言の後、「子どもの数が減ってきて、保育園を続けるのがだんだん難しくなっています」と本音を言うと、子どもの数がへっていると、ちゃんとメモをしてくれました。


 まさか小学3年生のYくんに保育園の状況を聞かれると思わなかったので、本音が出てしまいましたが、もっとふさわしい答えはなかったかと後から反省しました。でも、りんごの花保育園は、Yくんのように卒園児が来てくれたり、子ども達が伸び伸び楽しく過ごしてくれたり、先生たちが熱心に温かく子ども達に関わってくれるので大丈夫です。


 また、卒園児が「りんごの花保育園の状況はどうですか?」と訊きに来てくれた時に「大丈夫です!」と胸を張って言えるようにがんばらなくっちゃ!と思いました。Yくん、久しぶりにたくさん話せてうれしかったよ。インタビューの相手に選んでくれてありがとう。また遊びに来てくださいね。

 
 
 

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