キラキラデーのチャレンジ
キラキラデー(一年間テーマを決めて、子どもたちの意見を聞きながら活動をする日)でした。3つのグループに分かれてする活動ですが、この時期になると子どもたちの動きはとてもスムーズです。自分たちのグループに行って、今日は何をしようかなとワクワクしています。
さかなグループは、魚の絵本を見て、先先週行ったさかなつりのことを振り返っていました。担当の先生は、どうやったら魚が釣れるかをもっと考えてほしいと思ったようですが、木の枝に糸をつけ、川にたらしただけで満足したようです。なぜ釣れないのかな?どうしたら釣れるのかな?と考えるのはもっとずっと先かもしれません。絵を描くのが好きな子どもたちが多く、これまでたくさんの魚の絵を描いたので、魚の絵本をつくるのもいいかな?と思っているそうです。
りんごレーシンググループは、何度も園の周りに散歩に行って、働く車に興味を持ちました。郵便局の車に興味を持ったので、郵便局に行く予定でしたが、諸事情で行けず、郵便局の車について知っていることを話し合ったそうです。「本当に手紙を運んでくれるのかな?」という疑問の声から、「確かめよう!」ということになり、それぞれ手紙を書いて封筒に入れて園の宛名を書き、郵便ポストに投函することにしたそうです。
水グループは、段ボールで海賊船を作っていました。先々週水に浮かんだペットボトルに段ボールで作った船を接着して、子どもたちが本当に乗れる船を作ろうとしているようです。想像したことが実現する喜びは、自信になりますね。思えば、願えば、がんばればできる!それも楽しくできればなおさら自信になるでしょう。
5歳児のYちゃんは、家の前に植えてあるアロエに水滴が溜まっているのを見つけ、「水グループでこの水について調べたいんだよ」と話していました。それぞれのグループがテーマについて何度も考えているので、テーマについて知っていることが増え、他の子どもたちにも伝えてくれます。子どもたちと話し合いながら、子どもたちの願いや思いが叶う活動が続いていくのが楽しみです。