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クリスマスプレゼント

クリスマスの朝、子どもたちはサンタクロースからもらったプレゼントの話で大盛り上がりでした。みんな自分が願っていたものをプレゼントしてもらって大満足のようです。たくさん遊んで大きくなっているので、サンタさんもその姿をしっかり見ていてくれたのでしょう。朝の放送でも、「プレゼントに何をもらったか言いたい」と言って進んで放送していました。


 子どもたちに何をプレゼントしてもらったか尋ねていると、今年も「園長先生は何をもらったの?」と質問されました。「う~ん、何ももらっていない・・・」その答えを聞くと、毎年のことですが「かわいそう・・・」と言われます。プレゼントをもらえない私は子ども達にどう映っているのでしょう?ちょっと心配になります。「みんなが元気でいることが一番のプレゼントだよ」と言いたいところですが、伝わらないかもしれないのでやめておきました。

 

 りんご組(3・4・5歳児)は、レゴをプレゼントしてもらった子がたくさんいました。りんご組の中でレゴは大人気で、小さな部品を集めては想像力を働かせて自分たちの世界を作って、長い時間遊んでいます。小さな部品を集めて、考えながら組み立てられるようになったことがさらにレゴ熱を高めているようです。自分だけだと作ったらおしまいになりますが、友達と一緒にすると、そこからごっこ遊びが広がったり、友達が作っているのを見てさらに工夫しようとしますね。レゴでの遊びだけではなく、外遊びも砂遊びもなわとびも友達と一緒だと遊びが広がり、本当に楽しそうです。


 昨日の発達検査の研修の時、講師の先生が「抽象概念がしっかり確立していない9歳の子どもはまだサンタクロースを信じていますよ」と話されていましたが、なんの疑いもなくサンタクロースの存在を信じている保育園の子ども達は本当にかわいく、クリスマスの話をきいているだけで幸せな気持ちになりました。


 今年は、寒くて冷たい雨のクリスマスになってしまいました。体調を崩すお子さんも徐々に出てきているので心配です。子ども達が元気に新しい年を迎えることができますように。

 
 
 

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