コロナウイルス

 コロナウイルスの感染拡大が止まりません。医療現場が逼迫している現状が報道されるたび、今後どうなっていくのだろうと不安になります。家族が揃い、まとまった休みがとれる一年で一番楽しいはずの年末年始に、休みも取れずに緊張感の中、仕事をされている医療関係者の方に頭が下がります。


 コロナには年末年始もない・・・こんな当たり前のことを誰もが実感しているのではないでしょうか。イギリスでのコロナウイルス遺伝子の変異のニュースは衝撃的です。この先、またいろいろな場所で変異し続けるのかもしれません。私たちはコロナを恐れながらも、まだまだ甘く見過ぎ、科学の力を信じ過ぎていたのでしょう。


 先日、園が所在する小児科医院から、コロナウイルスに関する資料が掲載されている便りが届きました。


 東京都港区の保育施設での新型コロナウイルス濃厚接触者と特定された職員及び園児に対する疫学的調査(2020年7月から10月までに感染した10施設の職員及び園児を対象)では、①園内で十分な感染予防策を行っていることもあり、園児がマスクをしていないにもかかわらず、園内での感染リスクは極めて低かった②濃厚接触者のうちPCR陽性の職員においては、休憩時間や昼食中のマスクをはずした状態での会話による感染が考えられた。しかし、職員間の感染も10施設中1施設のみであり、おおむね施設内での感染対策は流行を防ぐために十分であったと示唆される。


 上記のように、東京の保育施設では、感染予防策が功を奏していることがわかります。併せて次の報告もありました。


 3ヶ月近くに及んだ長期休校が子ども達に及ぼした影響について・・・東京都内の小学校低学年のクラスでは、リレーや鬼ごっこなどをすると、子ども達がすぐに疲れ、体力の低下が明らかだった。50メートル走では、自身のタイムが落ちたことにびっくりしていた子ども達がたくさんいた。授業の後半で椅子にもたれかかったり、足を開いたり、集中力が持続しないなど、長期休校の代償は大きい・・・と教育現場の声が上がっているそうです。


 この1年でコロナ対策は進んだようにも思えますが、まだまだ先が見えないのが実態です。コロナ対策と経済対策、その中で子ども達は様々な影響を受けています。成長が著しい子どもだからこそ、その影響の大きさは後になってわかることが多いのではないでしょうか。


 今できることを精一杯するしかないと思っていますが、新しい年に希望の光が差し込むよう切に願います。



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