コロナ後の人との関係
- 智子 大瀧
- Jan 23, 2021
- 2 min read
昨日のブログにも書きましたが、コロナウイルス感染拡大で、人と人の距離を保つように言われ、孤立感や閉塞感を感じることが増えました。世の中全体が暗く沈み、活気がなくなり、人の行動を批判したり、警戒してしまうのも仕方のないことなのでしょうね。一番大切なのは命を守ることなのですから・・・。
そんな中でも社会活動を続けなくてはいけません。でも、人と人を遮断するコロナウイルスは、これまでの職場の在り方にまで影響を与えています。
どこの職場でも、みんなで集って報告、連絡、相談することが難しくなっているのではないでしょうか。りんごの花保育園でも、全職員への連絡は、LINEを利用することが増えています。事務連絡であれば、LINEは便利ですが、気持ちを伝えるにはLINEは向いていないので、うまく伝わっていないのではないかと思ってモヤモヤしてしまう時があります。
職場内でのホウレンソウ(報告・連絡・相談)は、業務を潤滑にするだけでなく、人間関係にも大きな影響を与えます。なにをどこまで伝えるかはそれぞれが判断するので、伝える側、受け手側両者に基本的な信頼関係があることがきっと大切なのでしょう。
もうすぐワクチン接種が始まり、コロナの収束が期待されています。村上陽一郎編 「コロナ後の世界を生きる ―私たちの提言」の本の帯にはこんな文字が並んでいます。
今私たちは、未経験な状態のなかで、暗中模索している。しかし、ことは、今、この災禍をどう乗り越えるか、というところに留まらない。この災禍をどのように乗り越えたとしても、その次にやってくる社会は、今までとは違ったものにならざるを得ないだろう。 (編者の言葉)
たとえ、今までとは違った社会になったとしても、人を信頼する気持ちや人と一緒にいたいという気持ちは変わらずにいたいと思います。
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