コロナ禍の授業
- 智子 大瀧
- Sep 27, 2020
- 2 min read
先週から、後期の授業が始まりました。少し、この状況に慣れて来たようで、前期ほどの緊張感はなく、学生同士おしゃべりを楽しんでいる姿も見られました。
でも、今何が辛いか尋ねると、ライブに行けない、友達と以前のように遊べない、実家に帰れない、マスクが辛い、留学していたのに、帰国しなくてはいけなくなった・・・など、コロナはそれぞれに暗い影を落としていることが分かりました。
2年間の短大生活なのに、1年間はコロナのせいで、足りないことだらけの学生生活になります。就職活動も思うようにできないと言う声も聞かれました。学生もかわいそうです。3月までにワクチンができて、例年通りの卒業式ができればいいのですが・・・。
乳児保育指導技術という授業を担当しているのですが、毎年、1枚のフェイスタオルを使って赤ちゃん人形を作っています。座学ばかりではなく、実践に役立つものをと思って取り入れているのですが、針と糸を持ったことがない学生もいて、毎年驚かされます。
玉結びができない、波縫い、返し縫いがわからない・・・と言われて心配になりますが、今の時代針や糸を使わなくてもあまり困ることはないのでしょうね。でも、保育園では、手作りおもちゃを作ることが多いので、『やればできる』という経験をしてほしいと思っています。
子ども達は、手作り人形で良く遊んでくれます。手触りが良く、温かさを感じ、大きさが子ども達の小さな手になじむのでしょうね。自分が作った人形で子ども達が遊んでくれる姿を見ると、作る時の大変さを忘れてしまいます。面倒だな~と思いながら取り組んでいる学生も、作り始めると、それぞれ工夫をして、世界に一つしかない人形を完成させます。今年もどんな人形ができるか楽しみです。
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