サザエさん

 今日は日曜日。子どもたちが小さい頃は、夕方6時からちびまる子ちゃん、6時半からサザエさんを見るのが常でした。翌日に備えて、早めに入浴を済ませて、テレビを見ながら夕食を食べる・・・家族の幸せな時間でした。


 先週、4歳児のSちゃんに、「園長先生、『ひみつのアッコちゃん』知ってる?」と聞かれたので、「うん、もちろん知ってるよ。」と答えた後、頭の中に、♪それは、ヒミツ、ヒミツ、ヒミツ、ヒミツのアッコちゃん♪というフレーズが浮かんできました。


 小さいころ、『ひみつのアッコちゃん』が大好きで、鏡を見ながら変身するアッコちゃんに憧れたものです。またリバイバルするのでしょうか?変身願望を叶えてくれる夢いっぱいのお話なので、今の子どもたちもきっと夢中になることでしょう。


 昨日、YouTubeで研修動画を見ていたのですが、臨床心理士の先生の『サザエさんの陰謀』の話が興味深かったです。サザエさんは、1969年からテレビ放映され、52年も続いている長寿番組です。お父さんの波平さんは55歳、お母さんのフネさんは50歳、サザエさんは24歳で、マスオさん27歳、カツオ君11歳、ワカメちゃん9歳、タラちゃんは3歳で、52年間設定は変わっていません。


 家庭の中に主婦が2人もいるなんて、今の中流家庭では考えられないのですが、その当時はこれが普通だったのですね。母親がいつも着物を着ているのも不思議ですが、私が小さい頃、母の普段着は着物でした。


 大方の設定は変わらないのですが、現在の社会状況に合わせて、細かいところが変わっているそうです。以前は、サザエさんがマスオさんのネクタイを結んであげたり、仕事から帰ってきたマスオさんを玄関に迎えに行って、サザエさんがカバンを持ったりしていましたが、ジェンダー社会に合わせて、マスオさんが自分でネクタイを結び、カバンも自分で持っているらしいです・・・気づきませんでした。


 波平さんが、カツオを「ばかもん!」と怒鳴ることはありますが、ゲンコツをしてタンコブができるシーンは見なくなりましたね。子どもへの体罰の禁止が影響しているのでしょう。


 日曜日に観れるサザエさん一家の平和な日常は、今では日本人の憧れではないでしょうか。家族全員が健康で、時にはけんかをしながらも仲良しで、いつもみんなで食卓を囲んでいる・・・もうそんな家庭はほとんどなくなっていると思いますが、この番組が今も高い視聴率のまま続いているのは、私たち日本人の願いのような気もします。


 子どもたちが巣立った今も、日曜日の夕方になると、『サザエさん』を見たくなります。ずっとこの番組が続きますように。




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