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サポートブック

 今日は、児童発達事業所の親子支援プログラムの日でした。テーマはサポートブック。年度の切り替えの時期に、新しい担任の先生などにお子さんについて知ってもらうためのとてもわかりやすい資料になるのがサポートブックです。お子さんのことを一番ご存じのお父さん、お母さんが書かれることに、より意味があると思います。


 お父さんも参加してくださった中、和気あいあいとサポートブックづくりが進みました。A4のコピー用紙にまずお子さんの似顔絵(似てなくてもいいんです)を描いてもらって、お子さんについてポジティブに捉えた文章を記入していきます。


 児童発達支援管理責任者のO先生がポイントとして挙げてくれたのは、書き方の工夫でした。「多動で静止がきかない」と書いてあるよりも、「好奇心旺盛で活発」と書いてある方が読み手はお子さんに良いイメージを持てます。


 「好きなものはたくさん食べる」と書いてある方が、「偏食が多く〇〇しか食べない」と書いてあるよりも、「じゃあ、好きなものを増やす支援をしたい」と思えるでしょう。捉え方、書き方次第で伝わることは全然違いますね。


 私もりんごの花保育園を開園した年に、4歳児のお母さんからサポートブックをもらいました。〇〇が好き、〇〇は苦手・・・でも、〇〇すると大丈夫なこともあると、とてもわかりやすく、親しみやすく描かれた似顔絵入りのサポートブックを読んで感心したことを覚えています。何よりもお子さんに対するお母さんの愛情が感じられて、お子さんに大事に関わりたいと思いました。


 そのお子さんも来年は6年生。すっかりお姉さんになっています。そして、そのお母さんは4月から児童発達支援所りんごの花で言語聴覚士として働いてくれます。不思議なありがたいご縁です。ご縁に感謝しながら、専門的な療育を目指したいと思います。

 

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