サポート保育
昨日、福岡市の特別支援保育担当の方が、巡回訪問に来られました。福岡市のサポート保育制度を利用している園には、毎年1回担当者の方が来られて、お子さんの様子を見て、書類の確認をすることになっています。
サポート保育対象のお子さんが、伸び伸びと楽しく過ごしている様子を見られて、「とてもいい環境ですね。」と仰ってくださいました。
サポート保育のお子さんには、加配の先生が配置されます。心身両面に亘って、細かい計画を立て、経過記録を取るので、成長の道筋や課題がよくわかります。
特別なサポートが必要なお子さんは、困っていても自分から言えないことが多く、うまくできずに、自信をなくしてしまうことがあります。加配の先生がいれば、すぐに困っていることに気づいて援助できるので、お子さんの安心感に繋がります。乳幼児期には、この安心感がとても重要です。
特別な目で見られたり、レッテルを貼られてしまいそうで、サポート保育を受けることを躊躇される方もいらっしゃいますが、子どもにとってマイナスになることはありません。
サポートを受けることで、友達関係がうまくいくようになると、より楽しく園生活を過ごすことができます。一人一人に合った援助を受けることで、話を理解しやすくなったり、挑戦しようとする意欲もわいて来ます。
担当の方に、「『サポート保育』という名前になってよかったです。」と伝えました。名称は強いインパクトを与えるので、とても大事です。『サポート保育』という名前に変わっただけで、温かくて、必要な援助をしてくれるのではないかと期待が高まります。
小さいければ小さいほど、子どもが抱えている問題に気づきにくいものです。親だからこそ、早目に気づくのではないでしょうか。気になることがありましたら、ぜひ相談して下さいね。
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