ステージに立ちたい
- 智子 大瀧
- Feb 7, 2023
- 2 min read
朝の保育室での4歳児Mちゃんとの会話です。
「園長先生、どうしてステージ片づけちゃったの?」「生活発表会が終わったからだよ」「ふ~ん」「まだ使いたかった?」「うん」「生活発表会、楽しかったんだね。何が楽しかった?」「魚の踊りを踊ったところ。ベイビーシャークとか、おさかな天国とか、ジンベイタツマンボとか踊るの楽しかったぁ」「そうだねー。楽しそうに踊っていたもんね(練習の時からニコニコしながら力いっぱい踊っていたMちゃんです)」「3組(5歳児)さんになったら、今度はおはなグループになりたい!」
子どもたちの心は、もう次に向かっています。1年間テーマを決めて、取り組んできたことでたくさんの知る、わかるが増え、生活発表会でおうちの方に見てもらって充実感を感じたようです。子どもたちが好きなことだけでなく、先生たちが子どもたちの興味や関心を高めたいと思って仕掛けたことで、さらに活動が広がりました。『キラキラデー』の活動が、子どもたちにとって楽しみな時間になったことがとても嬉しいです。
リハーサルの前日に、りんご組(3・4・5歳児)保育室にステージを設置したのですが、ステージがとっても魅力的だったようです。子どもたちは、YouTubeなどでいろんな人がかっこよく踊っている姿を見ているようですね。ステージの上で踊る人たちは、憧れの存在のようです。子どもたちの中には音楽に乗って自由に体を動かせる子もいれば、反対に、音楽がかかっても、他の子が踊っていても、動くことができない子もいます。
音楽に合わせて体を動かすと、心も体も解放されて楽しい気持ちになりますね。先日、R先生がリトミックをしてくれたのですが、音楽に合わせて体を動かして、本当に楽しそうでした。でも、音楽やダンスが苦手な子もいます。朝の体操でも、じっと他の子が動く姿を見ている子もいて、動いたら楽しいのに…と思います。
「踊って!」「体を動かして!」と言われると、意識して余計に動けなくなりますね。M先生が、「ステージが出ていた夕方の時間、みんな楽しそうに自由に踊っていたんですよ」と教えてくれたので、来年は、誰でも自由に踊ったり、歌ったりできるようなステージを長く作ってあげたいと思いました。
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