チーム保育
先日のお話会に私の友達の紹介で、絵本の読み聞かせボランティアを始められたKさんが見学に来られたのですが、友達を通じて嬉しいLINEが届きました。
『子供達が恐れのない安心の下に、伸びやかに園生活を送っているのを感じました。園長さんの子供達、スタッフの皆さん、親御さんに対する慈愛の思いが形創られた明るい軽やかな気に溢れた保育園でした。是非又お邪魔させてもらいたいです。絵本の読み方、子供への関わり方、読み手のあるべき姿をお二人から学ばせていただきました。とてもとても実りある貴重な時間でした。』
とても嬉しいメッセージだったので、他の先生にもLINEで伝えました。初めて来られた方が園の雰囲気をそのように感じてくれたのですね。
お話会の時、みんな集中してお話を聞いていたのですが、一番前の真ん中に座っていたAくんは、途中で肘を床について寝転んで聞いていました。一番前の真ん中だったので、どうしようかな?と迷いました。でも、集中してお話を聞いていたので、そのままにしました。
後でM先生に、「お話会の先生方は、Aくんがあんな体勢で聞いていても気にされませんよね?」と聞かれたので、「大丈夫だと思います」と答えました。
あの時、Aくんにきちんと(これがわかりにくい言葉です)座りなさい」と注意したら、きっと集中力が途切れてしまったでしょう。お話を集中して聞いていたことを大事にしたいと思ってそのままにしたのですが、その判断は間違っていなかったと思います。
いろいろな特性を持ったお子さん一人一人を尊重するのは、とても難しいです。みんな同じように対応できればと思いますが、一人一人違うのですから、それに合わせて考えるのは専門職として当然求められることです。難しいですが、先生たちみんなが一人一人の子ども達を大事に受容的にかかわってくれるのがりんごの花保育園の強みだと思っています。
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