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ハッピーを教えて

 「ハッピーを教えて」・・・先日『小学校ってどんなところ?』というテーマで、講演をして下さったK・R先生が、教えてくれた言葉です。


 お子さんが小学校に行くと、心配で「今日は何があったの?」と聞いてしまうと思います。何も話してくれないとさらに心配になって、「何かいやなことがあったの?」と聞いてしまいますよね。そうなると、心配している保護者の方の気持ちに沿うように、小学校であったいやだったこと、困ったこと、悲しいことを探して話すようになります。「意地悪をされなかった?」「何かいやなことをされたんじゃない?」とだんだん親子ともに嫌なこと、辛かったこと探しをするようになってしまいます。


 反対に「ハッピーを教えて」と言われると、楽しかったこと、面白かったことを探すようになるのが人間の心の不思議なところです。一日のうちには、いやなことも楽しいこともありますね。いやなことを思い出させるよりも、明日を楽しみに小学校に行けるよう、「ハッピー探し」をするのはとてもいいことだと思います。


 保育園でも、帰りの会で「今日楽しかったこと、お友達にされて嬉しかったことはなんですか?」と聞くと、楽しかったことや友達のいいところを見つけて発表してくれます。視点が定まれば、友達の見方も変わってきます。気持ちの持ちようということですね。


 小学生の時の息子の授業参観を今でも思い出します。日直の子どもたちが、帰りのホームルームで「嫌なことをされた人?」と聞くと、何人もの子どもたちが「はい!はい!」と手を上げ、「〇〇さんに〇〇と言われてとっても嫌でした」という発言が次から次に出てきて、聞いている私まで嫌な気持ちになりました。


 当時、子どもたちの友達関係を知るためにされていたことかもしれませんが、明らかに逆効果でした。帰り道、息子に「あんなこと毎日しているの?いやじゃない?」と言ったことを覚えています。今ではとても考えられないことですが、心のしくみについて認知されていなかったのでしょうね。


 楽しいこと、面白いことを考えると、気持ちは前向きに明るくなります。未知の世界に踏み出すお子さんのことが心配だと思いますが、ぜひ「今日のハッピー教えて」と聞いてくださいね。

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