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プレゼント

 昨日、Nさんが手作りしてくれたアクセサリーなどを保護者の方に選んでいただき、持ち帰ってもらったのですが、とても喜んでくださいました。りんごの花保育園のコロナウイルス終息を願って作ってくれたNさんの気持ちが伝わったのでしょう。

 ビーズを使ったヘアゴムやマスクチャームにイヤリング、Nさんが作ってくれたものは、どれも綺麗で見ているだけで元気になります。気持ちが落ち込んでいても、綺麗なものを見ると元気になれるのは不思議です。プレゼントをもらうのは、いつでも、いくつになっても嬉しく、また元気が湧いてきます。プレゼントをもらうと、その人の気遣いを感じ、大切にしてもらっているという気持ちになれます。  

 保育園にいると、子ども達からもいろいろなプレゼントをもらいます。昨日は、お散歩で見つけたどんぐり、赤い木の実、ホトケノザをプレゼントしてもらいました。小さい子どもたちもりんご組もみんなお散歩に行った先で見つけたものをプレゼントしてくれるのがとても嬉しいです。

 誰かに何かをプレゼントしたいという思いはどのように育つのでしょう?小さな子どもたちが、小さな手のひらに握りしめた花や雑草、木の実や石などをプレゼントしてくれるのは、もうすでに他の人を喜ばせたいと思う気持ちが育っているからですね。子どもは自分がされて嬉しかったことを同じように再現します。自分がプレゼントをもらって嬉しかったという経験をたくさんしているということでしょうね。


 子どもたちのプレゼントから季節の変化に気づかされることも屡です。先日は、

3歳児のSくんがつくしを持ってきてくれました。今年の冬の寒さは厳しく、長いなぁ~と思っていたところだったので、Sくんが大事そうに持って来てくれたつくしを見たときは、ホッとしました。確実に春はやって来ているのですね。


 そう思っていたら、今日の天気は春の気配を感じましたね。少しずつ暖かくなって、先日1・2歳児の子どもたちと一緒に、「登園自粛をしてくれたりんご組の子どもたち、おかえりなさい」という気持ちを込めて植えた園庭の花も元気に咲き誇ってくれるでしょう。私たちはコロナウイルス感染の真っただ中にいて、なかなか希望を見出せませんが、それでも春は必ずやって来ると信じられそうです。

 
 
 

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