プロジェクト保育の課題

 先日、これまで5回行ったプロジェクト保育『キラキラデー』について、担当の先生、主任と一緒に振り返りました。3グループそれぞれ、子ども達と話し合いながら活動が広がっていることを確認しました。


 その中で、出てきた今後の課題は・・・というよりも先生たちの悩みは、3歳児の存在です。3歳児は、まだ幼く経験も少ないので、プロジェクト保育の活動内容を理解するのが難しいのではないか?時々ふら~っと活動から離れて行ってしまう子もいるので、3歳児の対応について悩むと話していました。


 プロジェクト保育は、5歳児を中心に活動を進めています。活動を通して子ども同士で意見を出し合ったり、協働して活動する力を育てていきたいと思っています。では3歳児は?4・5歳児の姿を見ながら、「お兄ちゃん、お姉ちゃんはすごいな。」と憧れの気持ちを持ってほしいと思っています。その気持ちが今度は自分も・・・という意欲に繋がります。心が動くと、イメージが残っていくからです。


 もうひとつ、『見る』という行為に意味があります。見て学ぶ、見て真似ることは学習の基本です。年上の子ども達の姿を見ておもしろいと思ったことは心に残ります。点で残った印象や知識が、成長するに従って線でつながっていきます。3歳児は、そこにいることが大切で、その場で見たり、聞いたりして心を動かしてほしいと思っています。


 『プロジェクト保育』での先生たちのもう一つの悩みは、子ども達をどのように導いていくかです。先回りしたり、先生の思いが強いと、子ども達の考える機会を奪ってしまいます。じっと見守っているだけでは、学ぶ機会を奪ってしまうかもしれません。まだ経験が少ない子ども達が気づかないことに気づけるよう、タイミングを見逃さず、見通しを持って関われるかということではないでしょうか?子ども達の心の中を理解しようとする気持ちも、もちろん大切です。目の前の子ども達の姿を見て、子どもの興味・関心を理解し、見通しを持って望ましい方向に導いていく・・・保育の基本ですね。


 とは言え、出過ぎてはいけない、時機を逃してはいけない・・とても難しい課題です。これをうまく乗り越えると、先生たちも保育者として大きく成長するのではないかと思います(偉そうですみません)。


 昨日、今日とプロジェクト保育について書きましたが、プロジェクト保育の可能性、発展性が少しでも伝わればと願っています。






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