プール遊び
今年初めて、体育教室講師のT先生からプール指導を受けました。梅雨は開けていないものの、蒸し暑く、子ども達はプール遊びを存分に楽しんでいました。
りんご組は、3歳児・4歳児・5歳児と年齢別に指導をしてもらっているのですが、誰も水を怖がることもなく、本当に楽しそうでした。でも、実は水が怖い子は何人かいるのです。T先生が楽しく、面白く、ポイントを絞って様々な活動を取り入れてくれるので、思わず水になじんでいるという感じです。
顔に水がかかっただけで怖い、いやだと思うのは当たり前です。おうちでシャンプーをする時に、頭から水をかけられない子もいるでしょう。それほど子どもにとって水は怖いものです。
今日のプール指導では、初めは、鼻をつまんで口だけ水につける、次は目まで、その次は、四つん這いになってワニさん歩きで・・・というように、だんだんハードルが上がりました。次から次に新しい課題が出てくるので、一瞬躊躇するような顔になる子もいるのですが、友達を見て自分も・・・と挑戦していました。友達の存在は大きいですね。
とても楽しんでいるように見えますが、気持ちは真剣なので、約束事もしっかり守ることができていました。園のプールは小さいのでだんだん物足りなくなるかもしれませんが、T先生が子ども達が挑戦したくなるような活動をいろいろ取り入れてくれると思います。
水遊びは楽しいだけではなく、準備をしたり、着替えたり、片付けをしたりと、自分でしなくてはいけないことがたくさんあります。自分のものを管理できないと、困るのは自分なので、夏が終わるころには、着替えもスムーズになり、片付けも上手になっていきます。学ぶことも多いですね。
あと1か月、夏の楽しみは続きますが、水に危険はつきものです。子どもは、『静かに溺れる』ので、子どもから目を離さないように、子どもを見ることに専念する『見守り係』の先生もスタンバイして、事故やけががないように、子ども達が一段と成長する夏を乗り越えたいと思います。