マスクの下の顔
大阪にいる孫が通っている幼稚園でコロナウイルス感染症が拡大して、孫は1週間の登園自粛になりました。クラスで半分くらいのお子さんが陽性になったそうです。
娘いわく、先週月曜日からプール遊びが始まってから、感染者がポツポツ出るようになり、週の中くらいに学級閉鎖になってしまったそうです。プール遊びがよくなかったのでしょうか?着替えで密集したのが影響したのでしょうか?よくわかりません。
夏休み前に学級閉鎖になって、プール遊びもできなくなり、孫はとってもがっかりしているようです。東京でも感染者が増加し、福岡も増加に転じています。今後どうなるのか、予測が難しいようですが、コロナは今年の夏も、楽しい時間や思い出を奪おうとしています。
withコロナと思いながらも、感染者が増えてくると、あの大変だった日々を思い出して、暗い気持ちになります。やっと子ども達はマスクを外せるようになったのに・・・。
夕方、Y先生が、「Yくんがあまりの暑さにマスクを外したんですよ。でも、マスクを外したら、マスクの痕がくっきりついていて・・・。」ずっと、どんな時もマスクを外さなかったYくんがマスクを外したと聞いて驚きました。
園庭で遊んでいたYくんが顔を見せに来てくれたのですが、マスクの形とマスクのひもの形がくっきりついていました。短期間で日焼けした顔を見て、今年の夏の暑さが特別なことを実感しました。でも、久しぶりに見るYくんの顔はとても男前で、すっきりしていて、「いいね!」と思わず言ってしまいました。
「Yくん、どうしてマスク外したの?」と訊くと、「だって、暑くて熱中症になりそうだったから。」と明るく元気に答えてくれました。子ども達は、マスクをつけたままの大人の顔をどのように感じているのでしょう?笑っている、怒っている、困っている、楽しいなどの私たちの気持ちはちゃんと伝わっているでしょうか?「目は口ほどにものを言う」と言いますが、口も気持ちを伝えます。大事な時期に大切なことを伝え損なっているような気がして不安になります。いつまでこんなことが続くのでしょうか?
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