モノを大切にする

今年度、０歳児の子ども達はおうちからひも付きタオルを持って来るようになりました。０歳児が手洗い？少し前ならおしぼりで手を拭いて、消毒をするのが普通だったのですが、自分のモノを意識してもらいたいとタオルを持って来てもらうことにしたそうです。帰りは、そのタオルを自分で片付けるということにもチャレンジしています。

　やっと歩き出した子もいるので、全員ができるわけではないのですが、０歳児の中にもお姉さんぶりを発揮して、自分で片付ける子もいます。だんだんそれが他の子に広がっていくのでしょう。

　おしぼりよりも手を洗った方が清潔ですよね。０歳児に手を洗わせるのは、手がかかります。おしぼりでサッと拭いた方が早いです。でも、自分のモノを意識して、大切にしようとする気持ちを育てたいと思ったようです。

　自分のモノに興味を持ち、他のお友達のモノと区別できるようになって、自分のモノを大切にする気持ちが育つといいですね。

　園全体の課題として、子ども達にはもっとモノを大切にしてほしいと思っています。たくさんのモノに囲まれて日々過ごしているので、扱い方が気になることがよくあります。

　子ども達はまだ小さいから・・・とも思いますが、自分のモノも人のモノも大切にしようという気持ちは小さなころから少しずつ育っていくのだと思います。モノには本来の目的があります。その目的を伝えるとともに、モノを丁寧に扱うことも伝えていきたいと思っています。