不審者対応訓練
- 智子 大瀧
- May 13
- 2 min read
今年度最初の不審者対応訓練を行いました。子ども達を怖がらせないように、朝の会で不審者対応訓練をする目的を伝えてもらいました。『大きな〇〇が・・・』というのが、不審者が来たという隠語です。放送をすると、すぐにカーテンを閉め、保育室の施錠をして、先生たちが子ども達を取り囲み、人数確認をしました。子ども達を守る先生、外の動きを観察する先生、それぞれの役割を確認しました。
カーテンを閉めたいつもと違う雰囲気に不安そうな表情の子ども達…。誰もしゃべらず、先生の話を聞こうと耳を傾けていました。未満児クラスでさえそうだったので、いつもと違うことで不安になった子もいたでしょう。
私も放送をした後、警察に電話をするシュミレーションをしました。住所と何が起こっているかを一人でブツブツ言っていたので、何も知らない人が見たら不審に思ったでしょう。でも、危機に面した時、とっさに判断して、行動しなくてはいけないので、普段の訓練はとても大事です。
以前のブログにも書きましたが、昨年の羽田空港で起きた航空機と自衛隊の衝突事故で、航空機の乗客の人命が失われなかったのは、日本人が小さいころから避難訓練を受けていたからと言われています。もちろん、航空機会社の研修の成果でもあります。危機に瀕した際、どう行動するかは頭で考えるよりも体が動くことが大事なのだと思います。
先日、小学校に2人の男が侵入して先生たちが被害にあった事件がありましたが、保育園・幼稚園や小学校は小さくて弱い子どもたちがいるので、狙われやすいのかもしれません。最近事件を起こす人は、その辺にいる普通の人だったりするので、余計に心配です。
今日は子ども達を怖がらせないように不審者対応訓練をしたつもりですが、怖いと思ったお子さんもいると思います。ご家庭での心のケアをお願いします。
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