主体的な学びへ
小学校4年生と2年生の卒園児が成績表を見せに来てくれました。1学期、2学期、3学期とだんだん成績が上がっていて、頑張っていることがよくわかりました。生き生きしている姿も素敵です。中でも主体的に学習に取り組む項目の成績が良いのが嬉しかったです。
りんごの花保育園では、子どもの主体性を尊重して、子どもが自ら取り組む気持ちを育てたいと思っているので、それが小学校に繋がっているとしたら、こんなに嬉しいことはありません。
みんな一斉に同じことに取り組む方が指導しやすいのですが、幼児期の発達の個人差や多様性を考えると、同じことをすると無理をしたり、できないことに自信をなくしてしまうかもしれません。幼児期には「自分は自分で大丈夫」と思えることが何よりも大切だと思います。
りんご組(3・4・5歳児)保育室に行くと、みんなそれぞれの遊びを楽しんでいます。製作をしている子、ブロックやパズルをしている子、ボール遊びや運動遊びをしている子などみんな好きな遊びを見つけています。
新年度、新しい子ども達が6人いますが、どこにいるかわからないくらい熱中して遊んでいます。好きな遊びを充分楽しむと、みんなで一緒にする活動にも進んで取り組むようになります。主体的・対話的で深い学びの基礎が少しずつできているので、これからが楽しみです。
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