保育士の仕事
明日から寒波が再びやって来るそうです。寒がりなので、せっかくのお休みで、やっと大掃除ができそうなのに、体が動かないかもしれません。最近は、手軽に気持ちよく大掃除できるようなグッズがたくさん出回っているので、頑張ろうと思っていたのですが・・・。
保育園でも、昨日の仕事納めに大掃除をしました。今年度も、コロナウイルス感染対策のための補助金を頂けるので、スチームクリーナーを購入して拭き掃除をしました。感染症対策になるだけでなく、気持ちよくきれいになるので、想像していたよりずっと良いです。保育室は、毎日先生たちが拭き掃除をしてくれるので、少しでも楽になるように、2階の保育室と給食室にも購入しようと考えています。
保育園の仕事は多岐にわたります。子どもたちの保育をすることが主な仕事ですが、保育計画を立て、記録を取り、育児日記を書き、今日の保育の片づけを行い、明日の保育や行事の準備…その上、掃除や洗濯もしなくてはいけないので、本当に大変です。
私が担任をしていた頃は、30人近くの子どもたち(4・5歳児)を一人で見ていたので、夕方になると、掃除や片付けをするために、いつも1時間半近くテレビを見せていました。みんな椅子に座って、アニメ(漫画)のビデオをじっと見ていました。椅子から離れると、収拾がつかなくなるので、椅子から立たないというのがお約束でした。
アニメ(漫画)のビデオを見ないと注意されるなんておかしいと思いながら、園内では当たり前のことだったので、そうしていました。その間、トイレ掃除をして、部屋の片づけや拭き掃除をして、今の時期はストーブに灯油を入れていました。その間も、保護者の方がお迎えに来られるので、その対応をしたりして、本当に忙しく、明日の保育の準備などほとんどできませんでした。
それでも保育として成り立っていたのです。今思い出すと、その頃の子ども達には申し訳ないと思います。現在、保育園でテレビやビデオを見せないのは当然のこととなっていますが、その分、子どもたちの遊びや活動が豊かになるような環境や活動を準備しているので、今も昔も保育士の仕事の大変さは同じです。
来年、先生たちの仕事が少しでも楽になればと、また新しい保育支援員さんに働いてもらうことにしました。先生たちが笑顔で楽しく仕事をすることが、子どもたちの笑顔に繋がると思っています。
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