保育所保育指針
- 智子 大瀧
- Jun 8
- 2 min read
昨日、インスタに在園児のおばあちゃんからコメントをいただきました。お孫さんに「りんごの花保育園、楽しい?」と訊いたら、「楽しい!」と即答してくれ、それを聞いて嬉しくて涙が出ましたと書いてありました。私もそのコメントを見て、嬉しくて、嬉しくて・・・。これも毎日子どもたちを大切に、楽しい活動を準備してくれる先生たちのお陰です。
6月号の園だよりに書いたのですが、子どもたちが「明日もまた行きたい保育園」になりたいと思っています。保育園は、養護と教育を一体的に行う福祉施設であり、幼稚園と同じ教育機関でもあります。保育所の保育を規定する「保育所指針」には、健康・言葉・環境・表現・人間関係の5領域について1歳以上3歳未満と3歳以上に分けて、保育に関するねらい及び内容が丁寧に書かれています。
保育園は集団生活なので、小さいお子さんに対しても制約や統制を求めてしまいがちです。気をつけたいと思います。子ども達には自分が大切な存在であり、自分の人生の主人公であることを感じながら日々過ごしてほしいと思っています。その中で自分が大切にされれば、人を大切にしようとする気持ちが育つと信じています。
幼児期の子どもたちにとって、「教育」は大人からのおしつけではなく、自分から生活や遊びの中で学び取っていくものでなければ、身につかないのではないでしょうか?大人の願いや「〇〇すべき」が先行しないよう、一人ひとりの子どもの良さに目を向けながら、自分で選び取れるように温かい言葉をかけ、わかりやすい環境を工夫したいと思っています。
私たち保育士が保育に迷った時は、「保育所保育指針」にいつも立ち返り、そこに書いてある言葉や表現を自分たちの保育に照らし合わせて軌道修正しています。急ぎ過ぎず、子どもの「今」を大切に、「未来を生きる力」を育んでいきたいと思います。
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