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信頼に値する保育園に

全国私立保育所連盟が毎月発行している保育通信を度々引用させてもらうのですが、12月号に掲載された神戸市の園長先生が書かれていたコラムに共感したので、紹介させていただきます。


 子どもは神の国に一番近い   ~マルコによる福音書10章14節からの要約~


 子どもは神の国に一番近い。2000年の昔、イエスは弟子たちに、当時のインテリ階級の宗教者よりも子どもたちの方が遥かに神の国に近いとたしなめている。ルソーによって「子どもの発見」が漸くにして起こったのは、イエスが指摘してから1700年間も経てからである。


 保育士の配置基準は戦後定められてから殆ど大きくは変わっていない。それぞれの地方自治体が改善の努力をしているが、それでよしとすべきであろうか?


 日本の人口減少の原因は出生率の低さである。子どもにこそ国も経済界もお金を投入すべきであるが、それをしないのは未だに「子どもは小さな大人」と考えているからではないだろうか。



 コラムを読んで、改めて神の国に一番近い子どもたちのそばにいる重さを感じました。神の国に一番近い子どもを私たちは尊重しているでしょうか?子どもは小さくて何もできない存在だと軽んじてはいないでしょうか?


 この何日かは、保育園の虐待のニュースで心が落ち着きません。次から次に出てくる虐待の話を聞くと、一番子どものそばにいて、子どもを尊重しなくてはいけない保育士の所業とは思えません。コロナでストレスを抱えていたことを理由にするなんて言語道断です。


 夕方、0歳児担任のA先生が、「Gくんのお母さんが、『Gが保育園で怒ったり、泣いたりできるようになったのは、Gが100%信頼しているからだと思うので嬉しいです』と育児日記に書かれていたんですが、複雑な気持ちです。」と話していました。Gくんのお母さんがこのタイミングで書いてこられたのは、この事件の影響があるのかもしれません。A先生も、Gくんのお母さんの言葉をとても嬉しく思いながらも、自分のお子さんを保育園に預けているので、複雑な心境になったのでしょう。


 0歳児、1歳児は言葉で伝えることができないので、保育士や園を信頼するしかないのに、その信頼を裏切った保育士や園の責任は本当に重たいと思います。すべての保育園が信頼を回復する努力をしなくてはと気持ちを引き締めています。

 

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