児童発達支援事業所りんごの花
- 智子 大瀧
- Apr 14
- 2 min read
児童発達支援事業所りんごの花は4月から言語聴覚士1名・理学療法士1名・保育士2名が新たに仲間入りして11名になりました。りんごの花保育園で働いている2名の先生も時々助っ人に入ってくれるので、とても心強いです。
療育は結果を出すことが求められます。言葉が出にくかった子が言葉が出るように、座れなかった子が座れるように、友達と遊べなかった子が遊べるように・・・。定型発達のお子さんだったら集団に入るとだんだん(自然に?)身につくことが、発達支援事業所に通っているお子さんは、一人ひとりのお子さんに合った関りや環境を準備しなくては身につくことが難しかったりします。
身につかないことには必ず原因があります。その原因を探し、個別計画を立ててアプローチすることで、少しずつ身についていきます。時間がかかることが多いので 、日頃のかかわりや観察をする中で、保護者の方に見通しを持って成長の過程を伝えることも必要になります。
療育支援は保育園や幼稚園とどう違うの?同じようなことをしているのではないかとよく言われますが、一人ひとりに合わせた課題を設定し、そこにアプローチして計画的に支援をすることは保育園や幼稚園ではできません。
先日の家族支援プログラムでは、児童発達支援管理責任者のO先生が、遊びを通して行うりんごの花の療育について説明してくれたので、保護者の方にも伝わったのではないかと思います。ご家庭や園と一緒に支援を行っていくことが大事なので、今後はさらに連携会議にも力を入れていきたいと思います。
りんごの花保育園と事業所で働いてくれるI先生は、「なぜこの活動をしているのか、先生たちのかかわりを見ていたらよくわかります」と話していました。新しく入職した理学療法士のK先生も「事業所の先生たちの支援を見ていたらとても勉強になります。私もがんばります」と話してくれました。児童発達支援事業所は、活気にあふれています。人数が増えたせいもありますが、それぞれの先生たちの意欲が伝わって来て、これからさらに質が高い療育ができることを確信しています。楽しみです。
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