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児童発達支援事業所を利用するまで

 児童発達支援事業所を開所して1ヶ月。見学の申込が80件になり、事業所の先生たちは、その対応に追われています。見学後、利用を希望される方には、事業所に来てもらい、重要事項説明と契約を交わし、アセスメントを行った上で、児童発達支援管理責任者が個別支援計画を立てます。その後、個別支援計画についての説明をして、了承してもらうために、再度事業所に来てもらわなくてはいけないので、利用開始までに2〜3週間かかります。


 お子さんが体調を崩したり、保護者の方がお仕事をされていると、なかなか時間が取れずにさらに利用開始までに日数を要しています。これは発達検査が終わっているお子さんの場合です。


 今から発達検査をする場合、発達検査から受給者証の発行までに3か月くらいかかるそうです。すぐに療育を受けたいと思っても、実際に利用できるのは、おおよそ4か月後になります。日々成長している子どもの4ヶ月は大きいですね。毎日思うようにいかなくて大きな声を出したり、泣いている子ども達を見ていると、こんなに時間がかかるのがもどかしいです。


 昨日、児童発達支援事業所の定例会で、今後開所する予定の事業所の紹介がありました。徐々に事業所が増えていくようです。個別対応を重視したり、身体作りに力を入れたり、それぞれ特徴があるので、お子さんに合った事業所を見つけられるといいですね。


 先に開所されて実績を積んである事業所の方が「新規の方が見学に来られると、利用してる子ども達がとても落ち着いて過ごしているので、自分の子どもをここに入れてもいいのかと心配されます」とおっしゃっていました。ノウハウを蓄え、療育の手ごたえを実感してあるのだと思います。私たちも一日も早く、自信を持って自分たちの療育について語れるようになりたいです。



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