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児童発達支援事業所開所

 今日は待ちに待った児童発達支援事業所の開所日でした。きれいなお祝いのお花を頂き、心から嬉しく思いました。たくさんの方が待ちわびてあった事業ということを日々感じています。困っているお子さんたち、保護者の方のお力になりたいと思います。


 実際に療育プログラムを受けるには時間がかかります。まず事業所を見学されて、利用をしたいと思われたら受給者証を申請していただき、受給者証の発行後に契約を結びます。その後、お子さんと面談してアセスメントを行い、個別支援計画を立て、保護者の方に個別支援計画を了承してサインをもらったら療育プログラムの開始です。開始までの手続きは複雑ですが、一つ一つ丁寧に説明して、納得して利用していただきたいと思います。


 今日は、街中にある療育センターさんを見学させていただきました。20年以上療育をされている理事長先生のお話は重たく、わかりやすく、療育の大変さや役割を再認識しました。「行政は、療育施設を増やすと言っているが、人材がいないことにはできない、療育の質を担保するための人材や研修が先だ」と言われた言葉が心に残っています。


 実際に療育の場を見せていただき、一人ひとりの子ども達に合わせた椅子等やサポートするための環境設定について具体的に学びました。子ども達が何に躓いているかを見立て、その躓きをどう支援すれば(モノや人、順序や場づくり等)乗り越えられるのか、研修を重ねながら、しっかり向き合っていきたいと思います。


 児童発達支援事業所りんごの花の児童発達支援管理責任者のO先生が以前勤めていた療育センターなので、見学を受け入れてもらえたのだと思います。20年以上かけて作られた療育は今の私たちの手の届かないところにありますが、日々努力して少しずつ近づいていきたいと思います。研修を受け入れていただきありがとうございました。目指す姿を見せていただき、ありがとうございました。10年後振り返った時に、自分たちが納得できる事業所になっていたいと思います。 

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