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初めての田植え

今日はプロジェクト保育『キラキラデー』で、キンキラグループの子ども達と一緒に壱岐公園近くの田んぼに田植えに行きました。初めての『田植え』を前に、子ども達は意気揚々と大きな声でおしゃべりしながら、楽し気に歩いて行きました。


 田んぼに近づくと、小学生の姿が・・・。60人くらいの大きな小学生を見た途端、

緊張して気持ちが引いていくのがわかりました。小学生がキャーキャー言いながら泥だらけの田んぼに入っていく姿を見て、さらに泥んこの田んぼに入るのが怖くなったようです。


 小学生は、糸でラインを引いたとおりに、等間隔で苗を植えていきました。JAの方たちが、りんごの花保育園の11人のキンキラグループの子ども達のために、田んぼの一番手前の3メートル四方の1画を準備してくれました。


 いざ、田んぼの中へ。担当のY先生に誘われて、おずおずと泥の中に足を突っ込むのですが、すぐに足を取られてしまい、なかなか前へ進むことができません。お手伝いをしてくださっていた方が、「かかとから抜くんだよ。」と教えてくれましたが、それもうまくできないようでした。


 どうにか足が進み、苗を手渡して、「ここに植えてね。」と言うと、今度は泥水に手を突っ込むことができません。穴をあけて、「ここに入れてね。」と言うと、恐る恐る苗を入れていました。お米作りを楽しみにしていた3歳児のYくんに、「お米ができたら、食べられるんだよ。がんばって。」と言うと、気持ちを奮い立たせて植えていました。泥水の感覚に慣れる前に、「私、もういい」「もう上がりたい」と言って、田んぼの外に上がる子もいました。初めての体験で、よく頑張ったと思います。


 

その中でも、さすがなのはりんご3組(5歳児)の子ども達です。初めは恐々でしたが、要領を掴むと、自分達で間隔を取りながら真剣な表情で植えてくれたので、りんごの花保育園のための一画が、立派な田んぼに出来上がりました。


 泥だらけになった足や手を側の用水路で洗い流し(これもちょっと恐々です)、少しさっぱりして、JAの方やお手伝いの方にお礼を言って帰りました。Y先生が、「お米作りって大変だね~。」と言うと、その大変さを実感した子ども達は、静かにうなづいていました。


 帰り道、行きと違って田植えで疲れた子ども達の足取りは重かったのですが、達成感を感じていたようでした。これから、稲の成長を時々見に行って、収穫の時期を楽しみに待ちたいと思います。良い経験をさせていただいて、JAの方始め、地元の方々に感謝です。


 


 
 
 

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