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制度の違い

今日は、荒天予報。雪が降る恐れがあると聞いて、気持ちが落ち込みます。保育園の子ども達は、雪を楽しみにしているのですが、児童発達支援事業所に通うお子さんたちは天気が悪いとお休みする可能性が高くなるので、困ります。


 予想通り、本日は6名のお子さんが利用予定だったのですが1名のみ・・・。辛いです。保育園と違って、事業所は利用された分しか報酬が入りません。人員を配置しても、利用児がいなければ収入にならないのです。


 保育園の歴史は古いうえに、保育園、働いている職員、保護者、園児の数が圧倒的に多いので、事業所とは全く仕組みが違います。保育園は、園児が登園してもしなくても関係なく委託費をいただけるのですが、事業所は利用した子の分しか報酬を受け取ることができません。当日キャンセルも多いので、経営がなかなか安定せず困っています。


 児童発達支援事業所を開所して、初めて保育園は大きな力に守られていることに気づきました。当たり前のように受け取っていた委託費をとてもありがたく思います。様々な補助金が頂けることも、事業所では考えられないくらいありがたいことです。


 保育園も事業所も、日々お子さんにとって何が最善なのかを考えながら保育計画を立て、実践し、振り返り、再計画を立てていることに変わりはありません。なのに、仕組みが全く違います。なぜでしょう?保育園の始まりは、明治23年で135年の歴史があり、平成24年に始まった児童発達支援事業所は13年の歴史しかないからだと思います。今からより良い制度になるよう、現場で働いている私たちが声を上げていかなくてはと思っています。


 今週は雪が続くと言われていますが、早く暖かくなって、児童発達支援事業に通う子ども達が元気に通所してくれることを願うばかりです。

 
 
 

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