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卒園式の練習始め

 今月末に卒園式があるので、音楽教室で歌唱指導を受けています。音楽講師のK先生の指導はおもしろくて的確なので、みるみる子どもたちの歌い方に変化が出てきます。強弱や抑揚がつくと、表現力が増して、聴いている人の心に伝わりますね。


 卒園式の5歳児の歌の練習を見ていたのですが、K先生が「園長先生の方を見て歌って」と言われた瞬間、「あ、、、困った」と思いました。予想通り、一人一人の子ども達が真剣な顔をして私をじっと見ながら歌っている姿を見たら、1番の歌詞で泣きそうになり、最後まで聞くことができませんでした。こんなことで本番の卒園式は大丈夫でしょうか?今年も一番に泣いてしまいそうです。K先生も、音源を録音していたら涙が止まらなかったと話されていました。


 午後から初めて卒園式の練習を行いました。初めてなので5歳児の子どもたちはとても緊張して卒園証書を受け取っていました。卒園式は決まった形があって堅苦しく子どもたちにとってはプレッシャーだと思いますが、そんな経験も必要だと思います。それをじっと見ている4歳児も、だんだん自分たちが年長児になるという自覚が出てくるようになります。それも期待しつつ練習をしています。


 毎月4回体育教室があり、毎月1回英語教室、音楽教室、そしてお話会、グループホームさん訪問などたくさんの活動があるので、かなり忙しい日々を送っていますが、3月は特に慌ただしく感じます。年長組担任のM先生と、「どうしよう、もう時間がない!!」と焦りながら、卒園式に向けてのスケジュールを考えました。年長組との時間を大切にしたいと思いながら、あっという間に卒園の日を迎えてしまうのでしょう。


 練習の時、目をこすりながら「あくびが出ただけ」というHくんに、また胸がいっぱいになりました。子ども達と過ごした一コマ一コマを思い出して、今年もボロボロの卒園式になってしまいそうです。


 音楽講師のK先生は不登校の子ども達に勉強を教えるフリースクールの先生もされているのですが、フリースクールも公教育として認められいるそうです。学習時間として認定するために、小学校の教頭先生などから電話があったり、見に来られることもあるそうです。昨日のブログのフリースクールが公教育として認められていないという記述は訂正させていただきます。でも、公費は投じられていないので、そこが大きな課題ですね。フリースクールが普通の教育として公平な支援を受けられるようになるといいです。

 

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