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多様性の尊重

 今日は、小学校の先生が講師でLGBTについての研修を受けました。最近話題になることも多いのですが、実情をよく知らないので、ぜひ聞きたいと思って出席しました。


 小学5年生の時に担任になったトランスジェンダーの子について、出会いから卒業まで悩みながら対応されたお話を聞いて、いろいろ考えさせられました。その子は、中学生になったらセーラ服を着なくてはいけないのが耐えられず、ずっと悩んでいたそうです。お母さんにもその気持ちを伝えられないで苦しんでいたその子が、母親、友達、友達の保護者に伝えていった過程を聞きながら、知識もなく、自分だけの世界でどんなに苦かったのかと思うと胸が締めつけられそうになりました。


 以前勤めていた保育園に、いつも女の子とままごと遊びをして、個室のトイレにしか入らない男の子がいました。優しい子でなんの問題もなく過ごしていたと思っていたのですが、今考えると、男女の区別をはっきりしていた時代だったので、嫌な思いをしていたのに言えなかったかもしれません。知識がないと、そんなことにさえ気づくことができないのですね。


 ある調査によると、LGBTの人たちは、20人に1人、別の調査では11人に1人くらいいるそうです。身の回りに必ずいるはずなのにあまり気づかないのは、まだまだ社会の理解が得られず、隠さざるを得ないからでしょう。自分らしく生きられないのは辛いことです。


 私達は、無意識のうちに性の固定観念を多用しています。トイレ、名簿、並び方、持ち物、呼び方・・・数えたらキリがないくらいの固定観念に縛られています。私もそうです。自分の価値観を当たり前として押しつけていることで傷ついている人達がたくさんいることにもっと敏感にならなくてはと思います。


 LGBTは、性差別の問題だけではなく、多様な人の存在や、多様な生き方を尊重できないことにつながっています。これからの時代は教育によって、変わるはずです。誰もが自分らしく生きていくことを尊重できる社会を実現しなくてはと思います。

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