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子ども食堂

 昨年度末、M先生の発案で、子ども食堂を支援するために、りんごの花保育園の保護者の方に呼び掛けて、書き損じハガキなどを集めました。子ども食堂は、小さな八百屋のおじさんの善意から始まり、全国に広がったということも、M先生が紙芝居にして教えてくれました。

 コロナ禍で、派遣切りや失業など深刻な状況に置かれている方達が増えています。何度も繰り返される非常事態宣言の一番の犠牲者は、そんな家庭で育つ子ども達かもしれません。声を上げることさえできない子ども達の居場所になれる子ども食堂は、今後さらに必要となるでしょう。

 M先生は、できるだけ近くの子ども食堂に寄付をしたいと、いろいろ調べたり、関係機関に連絡を取ってくれたようですが、近隣には子ども食堂がなかったので、西新にある『こころふくよか』さんに寄付することになりました。 


「福岡市社会福祉協議会の関係者の方々が、少額の寄付にも関わらず、丁寧に対応してくださって申し訳ないくらいでした。」と、M先生が話してくれました。福祉に携わる方々は温かいですね。今回寄付をさせて頂いた「こころふくよか」さんは、子ども食堂や各種セミナー、相談活動など子どもだけでなく、大人の方の支援もされているそうです。

 M先生に、「『こころふくよか』さんは、にぎやかな西新商店街の中で、ひっそりと佇んでいるような雰囲気でした。」と聞きました。きっと誰かの心の拠りどころとなっているのでしょうね。全ての子ども達が安心して成長できるように、支援の輪が広がることを願います。


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