子育てをする全ての人に保育園を

 福岡市では、昨年度から保育支援員を雇用すると補助金を出してくれるようになりました。りんごの花保育園でも、昨年度に引き続き、3名の方に支援員として働いてもらっています。


 支援員の方には、園外保育の引率をしてもらったり、食事の片づけ、午睡の準備や見守り、園内外の清掃をしてもらっているので、人手不足が常態化している保育園にとって本当に有難い存在です。子ども達も、困った時や甘えたい時は話を聞いてもらったり、抱っこしてもらったり、絵本を読んでもらったり、遊んでもらったり・・・とても親しみを感じています。


 支援員のY先生は、お子さんを幼稚園に通わせていたので、保育園にはなじみがなかったそうですが、保育園のことを知るうちに、保育士の仕事に興味を持たれ、今年度支援員として研修会に参加されました。


 研修会では、保育園の現状や、子どもの病気、保育活動や児童虐待など幅広い分野の研修を受け、改めて保育園はすごいと思われたようです。研修会の話をいろいろ聞かせてもらったのですが、「保育園は、毎日送り迎えの時に先生たちと話ができるから、安心できますね。」とも話されていました。保護者の方にとって、朝夕の送迎は大変かもしれませんが、毎日お子さんについて話せたり、相談できる人がいるのは心強いと思います。


 園バスでの送迎は便利ですが、何か特別なことがない限り、担任の先生と話すことはできないのではないでしょうか。自分の子どもの話を聞いてもらったり、一緒に悩んだり、成長を喜び合える人がいるのは、安心できますね。


 最近、子育ての悩みを誰に相談するかというアンケートを見ましたが、ネットで検索するというのが一番多い回答で驚きました。少し前までは、友達だったのに、ネット・・・。子育てはますます孤独なものになり、さらに、このコロナウイルス感染が拍車をかけています。


 子育ては、簡単で誰にでもできることではありません。誰もが子育てで悩み、苦しい時があります。こんなに賢くて複雑な人間の子どもを育てるのですから当然です。でも、そのことを誰もが理解しているでしょうか?母親(父親)だから子育てをするのは当たり前だと思われてはいないでしょうか?保育園は、働く保護者の方だけでなく、子育てをしている全ての方にとって必要な存在になりつあるという考えがますます強くなりました。

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