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少子化対策

 昨年の赤ちゃんの出生数は70万人を切ることが確実になって来ました。団塊の世代の3分の1です。このまま行くと、労働人口を確保できなくなり、日本は衰退していくかもしれません。


 少し前に話題になったように、地方の行政が維持できなくなった消滅都市が現実の話になりそうです。子育て支援策も効果が出ず、急激な物価の上昇で子育ての経済的な不安感が増大し、もう一人こどもが欲しいと思えなくなっているのではないでしようか?


 令和7年度から、『こども誰でも通園制度』が本格実施されます。全国的には、月10時間が利用限度なので、効果の程は?と思うのですが、福岡市は月40時間の利用ができるので、子育て支援の効果は大きいと思います。


 保護者の方の子育ての孤立化を防ぎ、リフレッシュできる時間を持ってもらい、楽しみながら子育てができる効果は大きいですね。時にはランチや美容室に行ったり、趣味に没頭できる時間も必要です。


 知り合いの園長先生が「今までは週に3日しか受け入れていなかったけど、希望者が多いから、もっと受け入れ枠を広げようかな」と話してありました。


 子どもは『社会の宝』なので、もっと社会資源を生かして、みんなで子どもを育てていく視点が必要だと思います。少子化対策は緊急かつ待ったなしの課題です。これまで人類が経験したことがない危機です。効果がありそうなことは、どんどん進めていってほしいと思います。

 
 
 

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