愛しき園庭

暖かい日差しが射し、一気に春めいてきました。近くのグループホーム「さくらの家」さんの前の桜の木も満開です。昨日、りんご組が室見川に散歩に行くと、たくさんの方たちが花見を楽しんであったそうです。春ですね。嬉しいですね。


りんごの花保育園の園庭にある姫リンゴにも、葉がついたかと思うと、あっという間にピンクのかわいいつぼみがつきました。りんごの花保育園と名付けたほど、りんごの花には思い入れがあるので、寒い冬を乗り越えてつぼみがつくと、「よくがんばったね」と褒めてあげたくなります。


 花が咲くと、もうそれだけで幸せな気持ちになります。子ども達も先生たちも、嬉しそうにりんごの花の成長を伝えてくれます。そんなりんごの花が植わっている園庭はとても狭いですが、いつも書いているように、本当にみんなよく遊びます。


 先日は、お花のプランターを並べて、お花畑ができたとりんご2組(4歳児)の女の子たちが盛り上がっていました。小さな園庭にたくさんの子ども達が遊んでいますが、みんな楽しそうです。毎日毎日長時間園庭で遊んでいますが、いつも賑やかで、笑顔がいっぱいです。園庭にはお部屋にない魅力がありますね。自然を感じたり、空間を自由に動き回る楽しさ、時間や天気によって変わる空気や空の青さ・・・子ども達の五感を刺激してくれるものがいっぱいです。


 園庭のことをブログに書くたびに、狭くても園庭があって良かったと思います。「いつでも、お外で遊べる」のは幸せなことです。最近は、園庭のない保育園も増えているそうです。国の認可保育所の設置基準では、園庭は保育所からの距離が日常的に幼児が使用できる程度で、移動に当たって安全が確保されていれば必ずしも保育所と隣接する必要がないと定められています。少々遠くても保育園の園庭として認められているのです。


 子どもの足で歩いていける距離にある公園・・・なんて利用しにくい園庭でしょう。園庭に行くまでに並ばなくてはいけない、人数を数えなくてはいけない、手を繋いで整列しなくてはいけない・・・たくさんのハードルがあります。


 そんなハードルを乗り越えて、毎日園庭代わりの公園に行けるでしょうか?先生たちも大変です。園庭がない場所にある保育園の周辺は、車の往来が激しいところが多いので、公園に着くまで気を抜くことができません。そんなリスクが多いところに毎日行こうとは思えないでしょう。


 「いつでもお外で遊んでいいよ」と言える園庭がある保育園は、子ども達にとっても先生たちにとっても幸せだと思います。今日も、赤ちゃんからお兄ちゃん、お姉ちゃんまで汗をかくほど園庭で遊んでいました。一つ一つの出来事を刻み、子ども達に鍛えられながら、園庭も少しずつ変わっていくようです。


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