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持続可能な社会へ

 新型コロナウイルスの感染拡大にばかり関心が向いていたこの夏、世界では様々な自然災害が起きていました。中国の大規模洪水、記録的高温が続くイタリアの山火事・・・昨日、住んでいる市町村に大雨警報が出されて自然災害の脅威を身近に感じています。


 12億の先進国に住む人々が、それぞれの欲求を満たそうとすれば、自然のバランスは壊れてしまうでしょう。必要以上のものを欲しがれば、限りある資源や自然が破壊されてしまうのは当然の結果です。


 持続可能な社会(SDGs)に向けての取り組みが注目されています。地球環境や自然環境を適切に保全し、将来の世代が必要とするものを損なうことなく、現在の世代の要求を満たすような開発が行われる社会の実現が求められています。


 先日、テレビで5歳の女の子が、SDGsの意識した行動を行っている姿を見ました。空き箱を使って製作したり、少量の洗剤でお風呂掃除をしたり、お母さんが食器洗いをしていると、出しっぱなしにしている水道の水を止めに来たり・・・。私自身の行動を振り返り、反省することばかりでした。未来を変える力は子ども達にこそあるのかもしれません。


 日常生活の中に、持続可能な社会のためにできることはたくさんありますね。利益追求とSDGsの取り組みを同時に追求しようとする企業も増えています。


 自然・経済・資源のバランスが取れていれば、異常気象や自然災害は防げるはずです。これまでのように、消費するだけの経済活動や資源を使い続けた結果、自然を破壊するような社会の在り方を変えなくてはと思います。


 便利さと引き換えに失ったものは大きいですが、だからといってSDGsの活動は、昔に戻ろうと言っているわけではありません。自然・経済・資源のバランスが取れるように、政治や企業だけでなく、一人一人ができることを積極的に行うことが求められているのだと思います。


 世界や身近で起こる自然災害の頻度が増し、被害が大きくなっています。これまでの社会を変えるのは私たち一人一人の意識改革です。

 

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