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新年度初日

 新年度初日。卒園児がいなくなった園庭も園舎も静かで寂しく感じました。身長がぐんぐん伸びた子ども達が卒園してしまったので、当然ですが、全体的に小さく幼くなりました。物足りないですが、すぐに次の子ども達が給食をモリモリ食べて大きくなってくれるでしょう。


 慣れ保育1日目。未満児クラスは保護者の方と一緒に過ごしたので、泣き声は聞こえませんでした。つぼみ組(0歳児)担任のS先生が「お母さん同士が和やかな雰囲気で、『明日も楽しみだね』って言いながら帰って行かれました」と話してくれました。赤ちゃん達はよく遊んでいたそうです。


 3歳児の新入園児2人の男の子は、おうちの方と離れる時に大きな声で泣いていましたが、2階の保育室に行って車のおもちゃを見つけると、すっかり泣き止んで遊び始めたそうです。好きなものをみつけてくれてよかったです。


 りんごの花保育園の今年度の保育目標は「見つけよう、広げよう」なので、新入園児の子ども達が好きなものを見つけてくれたのは新年度初日の嬉しい出来事でした。一人一人が好きなものや夢中になれるものを見つけて、自分で調べたり、考えたりしながらその世界を広げてくれるといいなと思います。この世界はおもしろいもので溢れています。でも、おもしろいと思うかどうかはその子次第です。一人一人違っていいので、好きなこと、夢中になれるものを見つけて、それをお友達や私たちに伝えてくれるとさらに楽しい保育園になれると思います。


 夕方、卒園児の子どもたちが次々に顔を出してくれました。学童保育はドキドキしたけど、お兄さんやお姉さんが優しくしてくれたので楽しいそうです。よかったです。1日ぶりなのに、少しお兄さんの顔になっていたOくんが「また、明日も保育園に来るよ」と言ってくれた言葉を聞いて、しばらくは子ども達の心の拠りどころでいられると嬉しく思いました。みんなのこと、ずっとずっと応援しているよ。

 
 
 

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