日常の幸せ
朝、はな組(1・2歳児)保育室に入ると、トイレの中の着替えの椅子に座って泣いている2歳児のMちゃんに、同じく2歳児のRちゃんが、パンツを履かそうと奮闘していました。因みに、Rちゃんの方がMちゃんよりもずっと身体が小さいのです。なかなか動いてくれないMちゃんを、辛抱強く手伝っていましたが、Rちゃんの声が耳に入らないのか、Mちゃんは座ったまま・・・。お母さんとの朝のお別れが辛かったのでしょう。Mちゃんの頬には涙が伝わっています。
涙を流したままでなかなか履いてくれないのですが、Rちゃんが優しく「立って」「こっちが前よ」と声を掛けてくれたので、履き終えた時にはすっかり気持ちも変わり、二人で一緒に遊びに行きました。
昨日のブログにも書きましたが、泣いているお友達がいたら、声をかけたり、助けてあげる心が育っているのを見るのはとても嬉しいことです。以前は、自分のことは自分でできるようにと思っていたのですが、子どもにだって、悲しい時や甘えたい時があります。そんな時は、手伝ってあげてもいいのではないかと思います。元気になったら、また自分でやってみよう、自分でしたいという気持ちが戻って来ますからね。
面白い一言にも心が和みました。5歳児のSちやんが、三つ編みをしていたので、「Sちゃん、髪の毛三つ編みにしてもらったんだね。カワイイ。」と言うと、じっと私を見て、「あなたもカワイイわよ。」と一言。
今日は、福岡市の園長会があるので、いつもとは違ってスカートを履いていた私に掛けてくれた言葉です。こんな子ども達との温かく、面白い会話がある毎日に幸せを感じます。いつも元気をくれる子ども達、ありがとう。年度当初はたくさんの書類に押し潰されそうですが、またがんばれます。
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